樫本大進が語る ヴィヴァルディ《四季》 ――ベルリン・バロック・ゾリステンと描く4つの情景
樫本大進が語る ヴィヴァルディ《四季》 ――ベルリン・バロック・ゾリステンと描く4つの情景

日本語要約
ベルリン・フィル第1コンサートマスターの樫本大進が、ベルリン・バロック・ゾリステンとヴィヴァルディの協奏曲集《四季》を録音した。2025年1月にベルリン郊外のスタジオで4日間かけて行われたこの録音について、樫本が作品への印象や制作過程、演奏解釈を語った。
全文(日本語)
ベルリン・フィルの第1コンサートマスターであり、ソリストや室内楽奏者としても活躍する樫本大進が、ベルリン・フィルのメンバーで構成されるベルリン・バロック・ゾリステンとヴィヴァルディの《四季》を録音した。録音は2025年1月22日から25日にかけて、ベルリン郊外のB Sharpスタジオで行われた。
樫本は《四季》について、ヴィヴァルディが各楽章にソネットを添え、誰にでも情景が想像できるように書かれた「映画音楽のような」作品であると語る。また、300年前の作品でありながら現代人にとってもロックのような直接的なエネルギーを持つ「エバーグリーン」な名曲であると評した。録音にあたっては、既存の録音が多いことへの懸念よりも、自分たちのヴィヴァルディを残したいという意欲を優先したという。
制作過程では、メンバー全員で各季節の情景をイメージし、リハーサルを重ねた。録音配置はアイコンタクトを重視し、樫本がオーケストラと向き合う形を採用した。4日間のセッションのうち初日はサウンド・チェックに時間を割き、チェンバロやリュートとの音量バランスや装飾について細かく調整を行った。樫本は、時間をかけて丁寧に作業することの重要性を強調している。
演奏スタイルについては、歴史的奏法を尊重しつつも、モダン楽器ならではの洗練された美しさや、自身の得意とする弾き方を大切にしていると述べた。聴き手に対しては、4本のショート・ムービーを観るような感覚で、それぞれの季節が持つ色や物語を自由に想像して楽しんでほしいと語った。
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出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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