フィルハーモニー・カメラータ・ベルリン&亀井聖矢 東京公演 プログラムB「MASAYA meets BPOメンバー&超絶ソリストの饗宴!」
亀井聖矢とフィルハーモニー・カメラータ・ベルリンがサントリーホールで共演、自作曲や協奏曲を披露

ピアニストの亀井聖矢と、ベルリン・フィルの弦楽奏者たちによる室内オーケストラ「フィルハーモニー・カメラータ・ベルリン」の共演による東京公演 プログラムB「MASAYA meets BPOメンバー&超絶ソリストの饗宴!」が、9月24日にサントリーホール 大ホールで開催された。
前半は亀井をソリストとするプログラムで構成された。冒頭には、亀井の自作で本ツアーで世界初演されたばかりの「プロローグ~ピアノと弦楽のための~」が演奏された。同作は続くベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番へのプロローグとして位置づけられ、難聴の予兆など作曲当時のベートーヴェンの苦悩と克服への強い意志を題材とした約5分の小品である。
続いて演奏されたベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番は、ベルリン・フィル最古参のヴィオラ奏者ヴォルフガング・タリアズがオーケストラ部分を弦楽合奏用(第1ヴァイオリン4人、弦五部計12人、指揮者なし)に編曲した版が用いられた。演奏ではコンサートマスターのルイス・フィリペ・コエーリョがアンサンブルをリードし、亀井がピアノを演奏した。ソリスト・アンコールとして、シューマン=リストの「献呈」が披露された。
後半はフィルハーモニー・カメラータ・ベルリンのみの演奏となり、全員によるバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」で開始。その後、タチアナ・ヴァシリエヴァのチェロ独奏によるチャイコフスキー「アンダンテ・カンタービレ」、グナールス・ウパトニエクスのコントラバス独奏によるボッテジーニ「歌劇『夢遊病の女』(ベッリーニ)による幻想曲」、コエーリョのヴァイオリン独奏によるサラサーテ「カルメン幻想曲」が演奏された。
終演後にはアンコールとして、モーツァルト「『フィガロの結婚』より序曲」、マスカーニ「『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲」、J.シュトラウスⅡ世「ポルカ・シュネル『突進』」、ヨーゼフ・シュトラウス「ポルカ・シュネル『短いことづて』」の4曲が演奏された。
