フィルハーモニー・カメラータ・ベルリン&亀井聖矢 東京公演 プログラムB「MASAYA meets BPOメンバー&超絶ソリストの饗宴!」 - 毎日クラシックナビ
亀井聖矢とフィルハーモニー・カメラータ・ベルリンがサントリーホールで共演、自作曲の世界初演やベートーヴェンなどを披露
ピアニストの亀井聖矢と、ベルリン・フィルの弦楽奏者たちによるフィルハーモニー・カメラータ・ベルリンによる演奏会「MASAYA meets BPOメンバー&超絶ソリストの饗宴!」がサントリーホール 大ホールで開催された。
前半は亀井をソリストとするプログラムで構成された。最初に演奏されたのは、今回のツアーで世界初演されたばかりの亀井の自作曲「プロローグ~ピアノと弦楽のための~」。続くベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番へのプロローグとして、難聴の予兆など当時のベートーヴェンの苦悩と克服への強い意志を題材とした約5分の小品である。続いて演奏されたベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番は、アンサンブルのメンバーでベルリン・フィル最古参のヴィオラ奏者ヴォルフガング・タリアズが弦楽合奏用に編曲したもので、第1ヴァイオリン4人を含む4-3-2-2-1の弦五部計12人が指揮者なしで演奏した。アンサンブルのリードはコンサートマスターのルイス・フィリペ・コエーリョが務めた。亀井のソリスト・アンコールとしてはシューマン=リストの「献呈」が演奏された。
後半はフィルハーモニー・カメラータ・ベルリンのみで演奏が行われた。全員によるバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」に続き、メンバーをソリストに迎えた3曲が披露された。タチアナ・ヴァシリエヴァのチェロ独奏によるチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」、グナールス・ウパトニエクスのコントラバス独奏によるボッテジーニの歌劇「夢遊病の女」(ベッリーニ)による幻想曲、ルイス・フィリペ・コエーリョのヴァイオリン独奏によるサラサーテの「カルメン幻想曲」が演奏された。その後、モーツァルトの「『フィガロの結婚』より序曲」、マスカーニの「『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲」、J.シュトラウスⅡ世のポルカ・シュネル「突進」、ヨーゼフ・シュトラウスのポルカ・シュネル「短いことづて」の計4曲のアンコールが演奏された。
