聴衆の琴線に触れ、心で会話するような演奏を! 神楽坂ハッピー・サックス・アンサンブル
小串俊寿と門下生による「神楽坂ハッピー・サックス・アンサンブル」が神楽坂まち飛びフェスタで野外演奏を披露

音楽之友社のある東京・神楽坂の秋の風物詩「神楽坂まち飛びフェスタ」が、10月10日から11月3日まで神楽坂通り一帯を中心に開催された。1999年に始まったこの祭りは今年で28年目を迎えた。
その人気イベントのひとつが、2010年から続いているサクソフォン奏者・小串俊寿(東京音楽大学教授)とその門下生たちによる「神楽坂ハッピー・サックス・アンサンブル」の野外ステージである。今年も最終日である文化の日に、音楽之友社別館前テラスを舞台として、13時および14時30分開演の2つのステージが行われた。
当日は青空の下、クラシックから吹奏楽の定番、ポップスやアニソンまで広く親しまれている楽曲が演奏された。演奏曲目は、第1部が《ブロックM》、《ジブリメドレー》、《マツケンサンバ》、《美女と野獣》、《ミッキーマウス・マーチ》、《オーメンズオブラブ》、《宝島》。第2部が《エレクトリカル・パレード》、《さんぽ》、《ぼよよん行進曲》、《モーツァルト・トリビュート》、《宝島》、《オーメンズオブラブ》、《ハッピーアニバーサリーサックス》であった。
ソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの5種類、総勢15名によるアンサンブルが多彩な音楽を響かせ、アンコールでは《スーパーカリフラジリスティックイクスピアリドーシャス》なども演奏された。
出演メンバーは、指揮の小串俊寿のほか、菊地麻利絵(ソプラニーノ)、種村修太・佐藤直人(ソプラノ)、野澤美香・武田恵美・村田礼奈・山下実希・安田桂絵奈(アルト)、立堀美穂・近田めぐみ・中山優香・中村ちひろ(テナー)、岡海南枝・横山巧・山田寛生(バリトン)。小串は「テクニックはもちろん必要だが、こうした聴衆の琴線に触れるような、心で会話するような演奏を行なうことこそ、音楽の原点を再確認できる大切なこと」と語っている。