現代音楽を活性化させるべきだが、若い歌手たちに前の世代と同じように歌うことを強制してはならない。 - Vietnam.vn
ハノイ博物館で開催された「古都へ向かって:ハノイの現代音楽の20年(1934年~1954年)」展と関連セミナー
9月12日の夜、第2回タンロン・ハノイ・フェスティバルの一環として、ハノイ博物館で開会式とセミナー「古都へ向かって:ハノイの現代音楽の20年(1934年~1954年)」が開催された。
展覧会「古都へ向かって:ハノイの現代音楽の20年(1934年~1954年)」は5つのテーマで構成され、現代音楽の黎明期におけるハノイの文化的・社会的・音楽的な生活を再現している。展示では、ヴァン・カオ、ドアン・チュアン=トゥ・リン、ズオン・ティエウ・トゥオック、タム・オアンら著名な作曲家の足跡を網羅し、約2,000点のコレクションから選ばれた102点の貴重な楽譜や関連資料が一般公開された。来場者は、当時の音楽家や歌手のオリジナル楽譜、古いレコード、画像などを目にすることができる。
ハノイ創造活動調整センター所長のグエン・ティ・ゴック・ホア氏は、革命以前から平和と統一に至るまで、多くの音楽家が首都ハノイについて歌を作曲し、現代音楽が民族解放運動に貢献したと述べた。研究者で作家のグエン・チュオン・クイ氏は、これらの楽譜がベトナム人の創造性の成熟と、ハノイ独自のアイデンティティ形成の証であると語った。作曲家のジャン・ソン氏も、展示された貴重な資料に感動を示した。
セミナーでは、近世初期の音楽をZ世代に届けるための課題と解決策が議論された。トラン・ゴック・ヒエウ博士は、音楽作品の再解釈の重要性を説き、原曲の形式に固執するのではなく、時代に合わせてコード進行やリズムを変える柔軟性を提案した。作曲家のジャン・ソン氏は、若い世代が古い音楽に馴染めない現状について、メディアや上の世代の関わり方に課題があると指摘した。また、ポップ、R&B、リミックスなどを取り入れるアーティストを性急に非難すべきではなく、現代の歌手に過去の世代と同じ歌い方を強要して音楽を博物館の展示物のように硬直させてはならないと主張した。講演者たちは、大学などの広い場所でのプログラム実施や、学生の創作活動への音楽導入が普及の鍵であるとの見解で一致した。