ヴァイオリニスト徳永二男が80歳記念演奏会 気持ち動かす演奏求め続け…「もっと上に」 - dメニューニュース
ヴァイオリニストの徳永二男が80歳記念演奏会を開催、サントリーホールで特別祝祭オーケストラと共演へ
徳永二男はN響を辞め、宮崎国際音楽祭音楽監督などを務めた。教育活動のキャリアも長く、23歳から桐朋学園で教えており、現在は特命教授として学生を自宅で指導している。国立音楽大学教授や洗足学園音楽大学客演教授も務めたため、数多くの弟子を育ててきた。80歳記念演奏会の特別祝祭オーケストラの名簿には、コンサートマスターだけでも会田莉凡(札幌交響楽団、京都市交響楽団)、神谷未穂(仙台フィル、千葉交響楽団)、小森谷巧(元読売日本交響楽団、愛知室内オーケストラ)、三浦章宏(東京フィル)らが名を連ね、三浦文彰らソリストも多く参加する。
徳永は「私は桐朋で57年間教えています。ベルリンから帰国して斎藤先生に報告に行ったら、桐朋の学内の審査にきてくれ、と言われました。それから非常勤講師で始まりました。2人の先生と同じような教え方をしています。ズーカーマンには、ガラミアン先生から教わったこと、ビブラートのかけ方などを教わりました。いいものは吸収します。これらを次の世代に伝えているのです。今はユーチューブなどで何でも見られる時代です。それを自分で工夫するしかありません。求めるものは全員違うのですから」と語る。
演奏活動について徳永は、「弾けるという意味は、お客様と音でコミュニケーションを取れることです。気持ちが届いて心が通う。人の気持ちを動かすことができる演奏をしたい。心にしみ込むような演奏をしたい。楽器が弾ける間は常にそう思っていたいのです」と話した。
公演は11月15日、サントリーホールで開催される。広上淳一が指揮する特別祝祭オーケストラと共演し、曲目はハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲、ブラームスのヴァイオリン協奏曲などが予定されている。
