Falla, entre mares y espejos, desembarca en la OCNE
ケント・ナガノ指揮スペイン国立管弦楽団・合唱団が、ファリャ生誕150周年を記念した『アトランティーダ』抜粋やドビュッシー作品をマドリードで演奏へ

マヌエル・デ・ファリャが、スペイン国立管弦楽団・合唱団(OCNE)の新しいプログラムの主役となる。今週末、ケント・ナガノとOCNEは作曲家の生誕150周年に『アトランティーダ』を取り上げ、ホセ・ルイス・トゥリーナに委嘱されたドビュッシーの『沈める寺院』の管弦楽版を初演する。
マエストロのケント・ナガノは、シンフォニック・サイクルの第4プログラムにおいて、マドリードの国立音楽堂で10月30日(金)と31日(土)の19時30分、および11月1日(日)の11時30分にスペイン国立管弦楽団・合唱団を指揮する。声楽アンサンブルのバルセロナ・アルス・ノヴァとともに、クロード・ドビュッシーの2作品(『海』、そしてOCNEがホセ・ルイス・トゥリーナに管弦楽編曲を委嘱し世界初演されるピアノ前奏曲『沈める寺院』)と、マヌエル・デ・ファリャの記念碑的な舞台用カンタータ『アトランティーダ』を取り上げる。これら3作品では、海が風景、音の素材、あるいは象徴的空間として、それぞれ異なる形と意味を持つ。
第1部はドビュッシーの水の世界へと踏み込む。ブルターニュ地方のイスの街の伝説に着想を得た『沈める寺院』では、霧の中から寺院がゆっくりと浮かび上がり、再び水へと沈んでいく様が音楽で描かれる。OCNEの委嘱により、ホセ・ルイス・トゥリーナはこのピアノ前奏曲を管弦楽の言葉へと移し替えた。今回の演奏会で初演されるこの版は、作曲者自身の言葉を借りれば「感知できないほどのグラデーション、音の爆発、色彩と質感の急激な変化」を高めることを目指している。続いて演奏される『海』では、絶え間なく変化するオーケストラを通じて、大洋が動き、光、そして色彩へと変容する。
第2部は『アトランティーダ』の抜粋に充てられ、主にマヌエル・デ・ファリャが生涯の最後の20年間に書いた音楽に焦点を当てる。ジャシント・ベルダゲルの叙事詩をもとに、作曲家は神話の大陸の沈没、スペインの誕生、コロンブスの新世界への旅を織り交ぜて作品を構築した。この作品はスペイン内戦、亡命、そして第二次世界大戦の時代に刻まれている。ファリャは1946年に死去し、様々な推敲段階にある202枚のスケッチと草稿を遺した。この抜粋に含まれる一部のパッセージは、後にエルネスト・ハルフテルによってオーケストレーションが行われた。
ケント・ナガノは、OCNE、声楽アンサンブルのバルセロナ・アルス・ノヴァ、そして3名のスペイン人歌手からなるキャストを指揮する。物語を導入し導く「コリフェオ」の役をバリトンのホセ・アントニオ・ロペスが務め、作品の頂点をなすコロンブスの航海と結びつく「イサベル女王」をソプラノのヌリア・リアルが、ヘラクレスの神話の過去に遡りアトランティスの沈没に先行する物語を持つ王女「ピレネ」をメゾソプラノのマイテ・ボーモンが演じる。このようにしてナガノは、作曲家の生誕150周年に合わせ、OCNEの首席としての最初のシーズンにファリャの偉大な大作のひとつに挑む。

