Vol.8 J.S.バッハ:マタイ受難曲&ミサ曲ロ短調
「名曲名盤500」アーカイブ:J.S.バッハ『マタイ受難曲』と『ミサ曲ロ短調』のランキング変遷

「名曲名盤300/500総集篇」の第8回は、J.S.バッハの声楽曲の中でも最高峰とされる『マタイ受難曲』と『ミサ曲ロ短調』を取り上げます。旧『レコード芸術』で長らく人気を博したこの企画は、評論家5人から最大13人の投票によって「スタンダード名曲の名盤」をランキングするもので、1980年代から2023年までに計8回実施され、全回がMOOKまたは別冊化されました。当アーカイブでは、各回のベスト3と評論家の投票一覧を再録し、約40年にわたる名盤の興亡史を紹介します。
※【〇〇年版】は別冊/MOOKの初版年。
※↓↑は前回のランキングからの異同、◎は初ランクインを示す。
※( )内の点数は選者数によるばらつきがあるが、当該ディスクの評価の目安として掲載。
【J.S.バッハ:マタイ受難曲】
1983年版から2023年版までのランキング変遷を掲載。長年リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団の1958年録音が1位を維持してきましたが、2023年版ではヤーコプス指揮ベルリン古楽アカデミーの2012年録音が1位となりました。その他、クレンペラー、ガーディナー、レオンハルト、アーノンクール、ダイクストラらの録音が各年代でランクインしています。
【J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調】
1983年版から2023年版までのランキング変遷を掲載。長年リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団の1961年録音が1位を占めてきましたが、1999年版ではレオンハルト指揮ラ・プティット・バンドが1位となり、2023年版ではクリスティ指揮レザール・フロリサンの2016年録音が1位となりました。その他、クレンペラー、コルボ、アーノンクール、レオンハルト、ブリュッヘン、コープマン、ガーディナー、鈴木雅明、ユングヘーネルらの録音が各年代でランクインしています。
