アンドリス・ポーガ指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 第601回定期演奏会 - 毎日クラシックナビ
アンドリス・ポーガ指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 第601回定期演奏会の公演レビュー
日本語要約
アンドリス・ポーガ指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団の第601回定期演奏会がフェスティバルホールで開催された。前半はダニエル・オッテンザマーの独奏によりペンデレツキのシンフォニエッタ第2番(日本初演)とコープランドのクラリネット協奏曲が演奏され、後半にはベルリオーズの幻想交響曲が披露された。幻想交響曲では細心のバランスと美しく気品ある音色を意識させ、作品の知性的な側面を前面に出したアプローチが展開された。
全文(日本語)
大阪フィルハーモニー交響楽団と3度目の共演となる指揮者のアンドリス・ポーガは、世界の中枢で確固たる地位を築きつつある。
今回の定期演奏会の前半では、大阪フィルのアーティスト・イン・レジデンスであるウィーン・フィル首席クラリネット奏者ダニエル・オッテンザマーの独奏により、ペンデレツキの「シンフォニエッタ第2番」とコープランドの「クラリネット協奏曲」が演奏された。ペンデレツキ作品では晩年の内省的な楽想をソロと弦楽器が表現し、2楽章構成のコープランド作品では第1楽章の明快な表現や、ベニー・グッドマンの依頼で書かれたことを示す第2楽章のジャズ的特徴、超絶技巧を要する箇所など多彩なスキルが演奏された。
後半のベルリオーズ「幻想交響曲」では、ヤンソンスやネルソンスの教えを継ぐポーガの手腕が発揮された。外面的で派手なスペクタクルとは一線を画し、各楽器が聴き合う細心のバランスと、かつてのフランスの楽団が備えていた気品ある軽く美しい音色を意識させた。第1楽章では緻密なアップダウンを構築し、各楽章の固定楽想も楽器の構成を変えながら際立たせるなど、知性的な部分を前面に出した演奏となった。
【公演データ】
大阪フィルハーモニー交響楽団 第601回定期演奏会
日時:9月26日(土)15:00
会場:フェスティバルホール
指揮:アンドリス・ポーガ
クラリネット:ダニエル・オッテンザマー
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
コンサートマスター:崔 文洙
【プログラム】
ペンデレツキ:シンフォニエッタ 第2番(日本初演)
コープランド:クラリネット協奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
(ソリスト・アンコール)オッテンザマーによる即興演奏
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出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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