The Crossing to Present World Premiere of Installation ‘How to Survive’
合唱団ザ・クロッシング、スザンヌ・ボカネグラによるマルチメディア・インスタレーション『How to Survive』を世界初演へ
ドナルド・ナリーが指揮する合唱団ザ・クロッシングは、高い評価を受ける学際的アーティストであり作家のスザンヌ・ボカネグラとタッグを組み、異常気象がますます身近になり壊滅的な被害をもたらす世界において生き残ることの意味を問うマルチメディア・インスタレーション『How to Survive』を発表する。
世界初演は、2026年11月20日から2027年1月3日まで、フィラデルフィアにあるファブリック・ワークショップ・アンド・ミュージアムで展示・公開される。
ボカネグラが構想、執筆、デザインを手がけた『How to Survive』は、ザ・クロッシングの歌手たちを実物大の視覚的・音響的体験へと変容させる。ヒドゥル・グドナドッティル、シャラ・ノヴァ、ジュリア・ウルフ、アヤナ・ウッズが作曲した4つの新作楽曲が本インスタレーションの骨格を成し、それぞれの楽章が竜巻、ハリケーン、地震、山火事という異なる自然災害に対応している。
このインスタレーションは、観客に自らが気候災害のただ中にいることを想像させる。音楽や動く映像とともに実践的なサバイバルの指示が表示され、不穏でありながらもダークなユーモアを湛え、親密で深く人間味のある体験を生み出す。
声明の中でナリーは次のように述べている。「『How to Survive』を形作る災害は、もはや仮定の話ではありません。それらは私たちが暮らす世界の一部です。このマルチメディア・プロジェクトは、統計や見出しだけで捉えるのではなく、音楽、映像、声、そして足元の世界が変化するときに何が起きるのかを理解しようとする極めて人間的な営みを通じて、その現実を共に考える手段を与えてくれます」
ボカネグラは次のように付け加えた。「『How to Survive』は、私たちが今まさに自問しているすべての問いの交差点に位置しています。私たちは不確実性とどう生きていくのか?予測できない事態にどう備えるのか?そして、周囲の力が自分たちの制御を超えているように思えるとき、どのように互いのつながりを維持するのか?合唱団はそれらの問いに人間の声を与えます。非常事態において何をすべきかを知ることは困難です。これらの状況でどのように行動すべきかの指示を書き、それを歌ってもらえば、指示を覚えやすくなると考えました」