LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
🇷🇴 ルーマニアピアノGoogle News JP 現代音楽 · 2026年9月22日 05:02 · ニュース· 約2分で読めます

18歳の韓国人ピアニストが1位=ジョルジュ・エネスク国際コンクール - 朝鮮日報

18歳の韓国人ピアニストのイ・ジョンウがジョルジュ・エネスク国際コンクールで優勝し特別賞含め6冠を達成

日本語要約
18歳の韓国人ピアニスト、イ・ジョンウがルーマニアのブカレストで閉幕したジョルジュ・エネスク国際コンクールで優勝した。さらに「最高解釈賞」「現代音楽演奏賞」「聴衆賞」「未来のための演奏賞」「エコール・コルトー賞」の5つの特別賞を受賞し、6冠に輝いた。
全文(日本語)

ピアニストのイ・ジョンウ(18)が19日(現地時間)、ルーマニアのブカレストで閉幕したジョルジュ・エネスク国際コンクールで優勝した。本紙の電話インタビューに対し、「これまであまり演奏してこなかった現代音楽からモーツァルトの協奏曲まで、短期間に準備する曲が多くて、容易ではありませんでした」「大会前は一日8~9時間練習したと思う」と語った。イ・ジョンウは優勝だけでなく、ルーマニアを代表する作曲家ジョルジュ・エネスクの作品における「最高解釈賞」や「現代音楽演奏賞」、「聴衆賞」、「未来のための演奏賞」、フランス・パリで演奏する機会が与えられる「エコール・コルトー賞」の5つの特別賞を含む6冠を獲得した。

同コンクールは、ルーマニア出身の作曲家・ヴァイオリニストのジョルジュ・エネスク(1881~1955年)をたたえて1958年に創設された。

イ・ジョンウは姉がピアノを習っていた影響で満6歳からピアノを始めた。2022年に韓国の錦湖英才コンサートでデビューし、2024年のドイツ・エトリンゲン国際青少年ピアノコンクールで優勝した。ピアニストのシン・スジョン・ソウル大学名誉教授は「小さいころから感性が豊かで、非常に音楽的な子だった」と振り返っている。芸苑学校を卒業後、昨年アメリカのニューイングランド音楽院(NEC)に入学し、ペク・ヘソン教授に師事している。ペク・ヘソン教授は「中学1年生の時に初めて会ったが、その時から日々の音楽的成長が並外れていた。内向的で無口な方だが、ステージでは実力を爆発させる。一見、硬い石のように見えるが、内にはまばゆいばかりの宝石を持っている」「今回のコンクールでは、馴染みがない難曲が多かったのにもかかわらず、『練習の虫』である上に習得力が優れている」と評価した。

現在は鄭夢九財団の文化芸術奨学生でもあり、「ショパンの作品が好きで、小さいころは最高のショパン演奏家でピアニストのクリスティアン・ツィマーマン氏が好きだった。今は構造を明確に解釈する能力と音色を持つピアニストのアルフレート・ブレンデル氏が好きだ」と語っている。

ジョルジュ・エネスク国際コンクールは冷戦時代に東欧最高のコンクールとされ、韓国勢では過去にピアノのパク・ヨンミン(2020年)、ヴァイオリンのキム・ゲヒ(2016年)、チェロのホン・ウンソン(2014年)やハン・ジェミン(2022年)が優勝している。なお、今年のピアノ部門に先立ち13日に行われたヴァイオリン部門では、11歳のアメリカ人少年ヴァイオリニスト、ジェイデン・キングが優勝、聴衆賞、現代音楽特別賞を受賞した。

▼関連キーワード解説 (5)
イ・ジョンウ人物・団体Wikipedia ↗

イ・ジョンウ は大韓民国出身のレーシングドライバー。啓明大学校卒業。

ジョルジュ・エネスク人物・団体Wikipedia ↗

ジョルジェ・エネスク は、ルーマニアの作曲家、ヴァイオリニスト、ピアニスト、指揮者、音楽教師。ルーマニアで発行されている5レイ紙幣に肖像が使用されている。

イム・ユンチャン人物・団体Wikipedia ↗

イム・ユンチャン は、韓国のクラシック音楽のピアニスト。

クリスティアン・ツィマーマン人物・団体Wikipedia ↗

クリスティアン・ツィマーマン(ドイツ語発音) は、ポーランドのピアニスト。クリスチャン・ジマーマン(オランダ語発音)、ザイマーマン(英語発音)、ジメルマン 、ツィメルマン(ポーランド語発音)、チメルマン、ツィンマーマンなどと表記されることもある。現在、世界のクラシック音楽界で最も高い評価を受けているピアニストの一人である。

アルフレート・ブレンデル人物・団体Wikipedia ↗

アルフレッド・ブレンデル は、チェコスロバキア(チェコ)出身でユーゴスラビア(クロアチア)に育った、オーストリアのピアニスト。なお、詩人、画家、作曲家、音楽教育家としての実績も残している。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
次に読むなら
イ・ジョンウ の他の記事
🇦🇹 オーストリアピアノインタビューPro Ópera10/14 10:32
シューベルティアーデの調律師パスカル・モンティが語るピアノの個性と調律・技術の裏側
Pascal Monti: La voz del piano
シューベルティアーデのピアノ調律師兼コンサート技術者であるスイス出身のパスカル・モンティがインタビューに応じた。会場へのピアノ搬入後の環境適応やソロ用とリート用の交換可能なアクション機構の調整、ピアニストと楽器の間を取り持つ役割について解説。各ピアノが持つ独自の個性や限界、響板の重要性、調律技術者に求められる独自の音響コンセプトやピアノ演奏力などを語った。また、後進の育成において見習い先企業を確保する難しさについても指摘している。
パスカル・モンティアルフレート・ブレンデル
🇺🇸 アメリカオーケストラニュースGoogle News EN 米オケ10/11 21:33
シカゴ交響楽団:エサ=ペッカ・サロネン&イム・ユンチャン(オースティン・ウィークリー・ニュース)
Chicago Symphony Orchestra: Esa-Pekka Salonen & Yunchan Lim - Austin Weekly News
シカゴ交響楽団によるエサ=ペッカ・サロネンとイム・ユンチャンの公演に関する見出しです。本文には、イリノイ州シカゴ西部のオースティン地区に関する詳細な報道を行うニュースサイトの概要とメルマガ登録の案内が記載されています。
シカゴ交響楽団エサ=ペッカ・サロネン
🇰🇷 韓国ピアノニュースSlippedisc10/9 22:00
イム・ユンチャンの師であるピアニストのソン・ミンスが50歳でバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻をリリース、手の負傷を乗り越えた歩みが明かされる
What took Yunchan’s teacher so long?
イム・ユンチャンの師として知られる韓国のピアニスト、ソン・ミンス(50歳)がバッハの『平均律クラヴィーア曲集』第1巻の録音をリリースした。2006年にカナダのホーネンス国際ピアノコンクールで優勝後、2008年に右手骨折、左手の過度の酷使による故障を経験し一時演奏不能となるなど、長年手の問題に苦しんできた。困難な時期を経てベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏(2021年)を達成するなど歩みを続け、音楽を通じて聴衆と対話したいと語っている。
ソン・ミンスイム・ユンチャン
イ・ジョンウ の記事をすべて見る →
同じテーマの最近の記事
🇯🇵 日本オーケストラニュースGoogle News JP オケ地方111/5 17:02
名古屋フィルハーモニー交響楽団による「こうなん名フィルコンサート」が2026年11月22日の第6回公演で完結へ、金川真弓と田村響が共演
極上の響演――こうなん名フィルコンサート 最後の公演 - アットプレス
一般社団法人江南プレミアム音楽倶楽部は、2026年11月22日にHome&nicoホール 江南市民文化会館 大ホールにて「こうなん名フィルコンサート2026 デュアルコンチェルトシリーズ5」を開催する。2025年7月に開始された同コンサートシリーズ全6回の最終公演となる。中田延亮指揮、名古屋フィルハーモニー交響楽団の演奏のもと、ヴァイオリニストの金川真弓がチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を、ピアニストの田村響がベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を披露する。モーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲も演奏される。
名古屋フィルハーモニー交響楽団中田延亮Home&nicoホール 江南市民文化会館 大ホール
🇺🇸 アメリカピアノニュースGoogle News TW 一般11/5 16:33
ピアニストのユジャ・ワン、独自のスタイルと実力でグラミー賞受賞やラフマニノフ全曲演奏などの実績を築く
短裙造型惹非議 琴聲贏格林美 鋼琴家王羽佳的「不同凡響」 - 當代中國
ピアニストのユジャ・ワンは、2024年に『The American Project』で中国系ピアニストとして初めてグラミー賞最優秀クラシック・器楽ソロ賞を受賞した。幼少期から才能を示し、15歳でカーティス音楽院に入学。2007年にアルゲリッチの代役としてボストン交響楽団と共演し国際的な注目を集めた。ミニスカートやハイヒールなどのステージ衣装でも話題を呼ぶ一方、2023年にはカーネギーホールでネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管弦楽団とラフマニノフの協奏曲4曲および狂想曲の計5曲を一度に演奏する約4時間半のマラソン公演を成功させた。
ユジャ・ワン凌遠ハリウッド・ボウル
🇯🇵 日本オーケストラニュースGoogle News JP オケ地方111/5 16:32
名古屋フィルハーモニー交響楽団と金川真弓、田村響が出演、「こうなん名フィルコンサート」最終公演が2026年11月22日に愛知県江南市で開催決定
極上の響演――こうなん名フィルコンサート 最後の公演 - アットプレス
一般社団法人江南プレミアム音楽倶楽部は、2026年11月22日にHome&nicoホール 江南市民文化会館 大ホールで「こうなん名フィルコンサート2026 デュアルコンチェルトシリーズ5」を開催する。全6回で終了する同シリーズの最終公演となる。中田延亮指揮のもと、名古屋フィルハーモニー交響楽団、ヴァイオリニストの金川真弓、ピアニストの田村響が出演。モーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を演奏する。ホワイエ出店やCD即売会、サイン会も予定されている。
名古屋フィルハーモニー交響楽団中田延亮Home&nicoホール 江南市民文化会館 大ホール
タグ
イ・ジョンウジョルジュ・エネスクイム・ユンチャンシン・スジョンペク・ヘソンクリスティアン・ツィマーマンアルフレート・ブレンデルパク・ヨンミンキム・ゲヒホン・ウンソンハン・ジェミンジェイデン・キング
原文を読む → Google News JP 現代音楽
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
← 記事一覧に戻る