La Orquesta y Coro RTVE recupera el oratorio ‘El apocalipsis’ de Tomás Bretón
RTVE交響楽団・合唱団がマルク・コロヴィッチの指揮でトマス・ブレトンのオラトリオ『黙示録』を上演へ
サルスエラの人気によってその多くが陰に隠れてきたトマス・ブレトン(1850-1923)の管弦楽・合唱作品には、コンサートホールで滅多に取り上げられない楽譜が含まれている。その一つが1882年に作曲されたオラトリオ『黙示録』であり、RTVE交響楽団・合唱団がマルク・コロヴィッチの指揮のもと、10月29日と30日にマドリードのテアトロ・モニュメンタルで再演する。この公演は、現在RTVE合唱団の首席指揮者を務めるコロヴィッチにとって、同オーケストラの首席客演指揮者としてのデビュー公演ともなる。
サン・フェルナンド王立美術アカデミーの給費生としてローマに滞在していた時期に書かれた『黙示録』は、サラマンカ出身のブレトンが宗教音楽の分野において試みた最も野心的な作品の一つである。2部構成でブレトン自身によるスペイン語のテキストが用いられており、新約聖書の最後の書に基づき、聖ヨハネの幻視から7つの封印の開封、4人の騎士の出現、そして最後の審判を告げる7本のラッパに至る、最もよく知られたいくつかの場面を展開する。楽譜は、4人の独唱者に加え、大規模な管弦楽と合唱の編成を要求する。
1890年にマドリードで初演された本作は、2000年の復活まで1世紀以上にわたり事実上忘れ去られていた。今回の新たな演奏は、コンプルテンセ音楽学研究所(ICCM)が進めるスペイン音楽遺産の復興活動の一環であり、同研究所はスペイン国立図書館に所蔵されている自筆譜をもとに校訂版を作成した。この校訂作業は音楽学者のビクトル・サンチェスが担当した。
これら2回の演奏のため、コロヴィッチはRTVE交響楽団・合唱団とともに、ソプラノのベレン・バケロ、メゾソプラノのシルビア・トロ・サンタフェ、テノールのホセ・シメリャ・ロメロ、バリトンのフェラン・アルブリクからなる声楽四重奏団を迎える。


