Nacho de Paz debuta con la Filarmónica de Luxemburgo con la ‘Carmen’ de Lubitsch
ナチョ・デ・パスがルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団に客演デビュー、ルビッチ監督の無声映画『カルメン』を指揮
スペインの指揮者ナチョ・デ・パスが、今週金曜日9月25日に、エルンスト・ルビッチ監督が1918年に手がけた無声映画『カルメン』にまつわるシネ・コンサートでルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団へのデビューを果たす。フィルハーモニー・ルクセンブルクのグラン・オーディトリアム(大ホール)で19時30分から行われるこの上映では、ジョルジュ・ビゼーの有名なオペラをもとにトビアス・シュヴェンケが作曲した新しいサウンドトラックが生演奏される。
「UFAフィルム・ナイト」内で披露されるこのセッションは、ルビッチの初期の代表作の一つを取り上げる。この作品は彼のドイツ時代、ハリウッドへ拠点を移す数年前に制作された。ポーラ・ネグリがカルメン役、ハリー・リートケがドン・ホセ役で出演したこの映画は、ビゼーのオペラと同様にプロスペル・メリメの小説から着想を得ており、このドイツ人映画監督にとって初期の国際的な成功作の一つとなった。
トビアス・シュヴェンケによる新音楽は、ARTEとの提携によりZDFから委嘱され2021年に作曲された。楽譜はビゼーの『カルメン』の主題や素材から出発し、作曲家はオペラの周知の音楽とルビッチの映像との対話を成立させるためにそれらを再構成している。映画はフリードリヒ・ヴィルヘルム・ムルナウ財団が2021年に施したデジタル復元版で上映される。
ナチョ・デ・パスはこの楽譜を熟知している。2025年11月(※原文ママ)にセビリア・ヨーロッパ映画祭のプログラム内で、マエストランサ劇場にてセビリア王立交響楽団を相手に指揮した経験がある。今回の金曜日の公演は、彼にとってルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の指揮台に立つ初舞台となる。20世紀および21世紀の音楽を専門とするデ・パスは、本来無声映画向けに作られた楽譜の復元や演奏においても重要な活動を展開してきた。



