シュターツカペレ・ベルリン、ティーレマンいぶし銀の山頂 - art NIKKEI
クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ベルリンが2026年11月に来日公演を開催
クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ベルリン(ベルリン国立歌劇場管弦楽団)が2026年11月に来日する。450年以上の歴史を持つ同楽団は、最もドイツ的ないぶし銀の響きを体現している。2024年にダニエル・バレンボイムから音楽総監督を引き継いだティーレマンは伝統に磨きをかけ、ロマン派の大作で名演を重ねている。
公演日程と曲目は以下の通りとなっている。
■2026年11月17日&18日(サントリーホール)[プログラムA]
・R・シュトラウス:「四つの最後の歌」(ソプラノ:カミラ・ニールンド)
・R・シュトラウス:「アルプス交響曲」
■2026年11月19日(東京オペラシティ コンサートホール)[プログラムB]
・モーツァルト:「ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467」(ピアノ:ルドルフ・ブッフビンダー)
・ブルックナー:「交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》」
(主催:三井住友海上プライマリー生命 Presents)
シュターツカペレ・ベルリンは1570年創設のブランデンブルク選帝侯宮廷楽団(1701年からプロイセン王立宮廷楽団)を起源とし、ウィーン・フィルやベルリン・フィルよりも歴史が古く、シュターツカペレ・ドレスデンなどと並ぶ世界最古級の名門オーケストラである。ベルリン国立歌劇場の専属楽団であり、歴代音楽総監督にはマイアベーア、R・シュトラウス、E・クライバー、カラヤンなどが名を連ねる。
ティーレマン指揮による同楽団の前回来日は2022年12月で、体調不良のバレンボイムの代役として来日し、ブラームス交響曲全曲やブルックナー交響曲第7番などを指揮した。この公演の成功が決定打となり、次期音楽総監督就任につながった。
サントリーホール公演で演奏される「アルプス交響曲」は、ティーレマンの強い希望により当初予定されていた交響詩「英雄の生涯」から変更された。同公演ではフィンランド出身のソプラノ、カミラ・ニールンドを迎えて「四つの最後の歌」も披露される。また、東京オペラシティ公演では古典派の大家ルドルフ・ブッフビンダーを迎えたモーツァルトのピアノ協奏曲第21番と、ブルックナーの交響曲第4番が演奏される。

