Dresdner Wagner-Projekt gastiert in Musikzentren Europas
ドレスデン音楽祭のワーグナー・プロジェクトがルツェルンとパリで『神々の黄昏』を上演
ルツェルンとパリでの『神々の黄昏』:ドレスデン音楽祭は、ワーグナーの『ニーベルングの指環』を、作曲当時の響きで上演するプロジェクトを立ち上げた。今、音楽界がそれを共有しようとしている。
ドレスデン音楽祭は、そのワーグナー・プロジェクトで歴史を刻み、現在も欧州の音楽拠点での上演を続けている。音楽祭の発表によると、木曜日のルツェルン音楽祭での公演に続き、『ニーベルングの指環』の最終作である『神々の黄昏』が、日曜日にパリのシャンゼリゼ劇場で上演される。ドレスデンの『指環』全曲は、2027年5月にウィーンのコンツェルトハウスで体験することができる。
ワーグナー存命時の響き
音楽祭は2023年から「ザ・ワーグナー・サイクルズ」と題して『指環』四部作を上演してきた。これは歴史的楽器を使用し、ワーグナー時代の歌唱・発声様式を取り入れたものである。これにより『指環』は、作曲当時に聴衆が耳にしたであろう響きを再現することを目指した。このプロジェクトには国内外の学者が参加した。コンサート形式で上演される『指環』の音楽的実現は、ケント・ナガノ指揮のもと、ドレスデン祝祭管弦楽団とコンチェルト・ケルンが担った。
このワーグナー・プロジェクトは大きな話題を呼んだ。例えば、2024年にアムステルダムのコンセルトヘボウで行われた『ワルキューレ』の公演は、「ニューヨーク・タイムズ」紙から世界で最も優れたクラシック公演の一つとして称賛された。『ワルキューレ』や『神々の黄昏』では、現代の一般的な金管楽器の代わりに、特別に製作されたステアホーン(雄牛の角の楽器)が使用されている。音楽祭総監督のヤン・フォークラーは、このワーグナー・サイクルが『指環』の受容史において確固たる地位を築いたと強調した。
ドレスデン音楽祭での上演後、『指環』の各作品は欧州の著名なコンサートホールで上演されてきた。その中には、プラハ国立歌劇場、ハンブルクのエルプフィルハーモニー、パリのフィルハーモニー・ド・パリ、イタリアのラヴェッロ音楽祭などが含まれる。

