ベンジャミン・ブリテンの傑作オペラ「ピーター・グライムズ」14年ぶりに新国立劇場で上演 〈貧困と孤立〉の物語を新制作でどう描く? - Mikiki by TOWER RECORDS
ベンジャミン・ブリテンの傑作オペラ「ピーター・グライムズ」14年ぶりに新国立劇場で上演
20世紀オペラの最高傑作のひとつ、ベンジャミン・ブリテン作曲、モンタギュー・スレイター台本による「ピーター・グライムズ」が、14年ぶりに新国立劇場で上演される。本公演は2023年にミラノ・スカラ座で大きな反響を呼んだロバート・カーセン演出による新制作であり、オペラ芸術監督の大野和士が東京フィルハーモニー交響楽団を指揮する。
本作は〈貧困と孤立〉をテーマにしたシリアスな悲劇である。演出のカーセンは、スカラ座のインタビューにおいて、本作の主人公ピーター・グライムズのドラマは、彼が「物事をうまく機能させたい」と願いながらも、自らの行動を自覚できずにいる点にあると語っている。物語は、イギリスの小さな漁村で孤立し、村人から少年殺しのサディストと決めつけられた漁師ピーターの苦悩を描く。村人たちの同調圧力と集団心理が、孤立した弱者に対して暴力的になる様が描かれる。
主役のピーター・グライムズは、ミラノ・スカラ座でも同役を務めたテノールのブランドン・ジョヴァノヴィッチが演じる。
【公演日程】
2026年11月23日、26日、29日、12月2日、5日(全日程14:00開演)
会場:新国立劇場 オペラパレス
【スタッフ】
指揮:大野和士
演出・照明:ロバート・カーセン
美術・衣裳:ギデオン・デイヴィー
照明:ピーター・ヴァン・プラート
映像:ウィル・デューク
振付:レベッカ・ハウエル
演出補:オリヴァー・プラット
【キャスト】
ピーター・グライムズ:ブランドン・ジョヴァノヴィッチ
エレン・オーフォード:サリー・マシューズ
バルストロード船長:ジョーダン・シャナハン
アーンティ:ニコール・ピッコロミーニ
姪1:渡邊仁美
姪2:今野沙知恵
ボブ・ボウルズ:糸賀修平
スワロー:河野鉄平
セドリー夫人:齊藤純子
ホレース・アダムス:村上公太
ネッド・キーン:吉川健一
ホブソン:大塚博章
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
