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🇯🇵 日本室内楽ぶらあぼ · 2026年10月16日 13:32 · インタビュー· 約2分で読めます

N響首席ヴィオラ奏者・村上淳一郎さんにインタビュー

N響首席ヴィオラ奏者の村上淳一郎が企画する「ヴィオラ・コレクション vol.3」について語るインタビュー

日本語要約
ヴィオリストの村上淳一郎が企画するHakuju Hallのシリーズ「ヴィオラ・コレクション」第3回が「英国ヴィオラ革命」をテーマに開催される。19世紀末から20世紀初頭の名手ライオネル・ターティスに触発された英国音楽の背景や楽器の魅力を語っている。
全文(日本語)

ヴィオリストの村上淳一郎が企画する、Hakuju Hallのコンサートシリーズ「ヴィオラ・コレクション」。「様々な角度からヴィオラの可能性を探り、思いつくことを試してみる」をコンセプトに、第1回はヴィオラ4人による“純度100%”、第2回は他の楽器の特性との結びつきに焦点をあてた「ヴィオラ × 」。そして11月の第3回は「ヴィオラの概念を大きく覆した“英国ヴィオラ革命”」がテーマとなる。

19世紀末から20世紀初頭、名手ライオネル・ターティスの圧倒的な情熱に触発され、エルガーやブリッジ、レベッカ・クラークら英国の作曲家たちが一挙にヴィオラの可能性を拓いた。華やかな主張とは一線を画すヴィオラの密やかな“グレーゾーンの調和とグラデーション”が、英国音楽の内に秘めた気質と合い、「彼らが求めていた音色が急に見つかったのだと思う」と、その背景を語る。

「ヴィオラは、ヴァイオリンやチェロのようにすごく遠くまで音が通る楽器ではありませんが、非常に内声的な表現に長けている。弦と弓がかすかに触れるような質感などの表現方法を模索し、実践することが可能なのがHakuju Hallです。お客様との距離感もサロンコンサートを行っているよう。今回はトークも少し交えますので、『この人とこの人にこういう影響があったんだ』と感じてもらいつつ、僕たちはできるだけイギリスとヴィオラが持つ特性を音にして、みなさんと共有したいです」と述べている。

共演は、長年親交のある田原綾子、山本周、アンサンブルの要として厚い信頼を寄せるチェロの伊東裕、そして10代から演奏をともにしているピアノの津田裕也。津田の音楽性について村上は「彼のピアノは繊細さの極みで、洗練度がすばらしい。気配までをも汲み取ってくれる」と絶賛している。

村上淳一郎のインタビュー記事本編は、11月号(10月18日発行)に掲載される。

【公演情報】

ヴィオラ・コレクション vol.3

日時:2026年11月20日(金)19:00

会場:Hakuju Hall

出演:村上淳一郎、田原綾子、山本周(以上ヴィオラ)、伊東裕(チェロ)、津田裕也(ピアノ)

曲目:

・E.エルガー:愛の挨拶 op.12(村上、津田)

・F.ブリッジ:2つのヴィオラのためのラメント(村上、田原)

・B.ブリテン:ラクリメ op.48 “ダウランド歌曲の投影”(山本、津田)

・E.エルガー:夜の歌 op.15-1(村上、津田)

・R.クラーク:ヴィオラとピアノのためのソナタ(田原、津田)

・H.パーセル(B.ブリテン編):シャコンヌ ト短調 Z.730(村上、田原、山本、伊東)

▼関連キーワード解説 (5)
ライオネル・ターティス人物・団体Wikipedia ↗

ライオネル・ターティス は、イギリスのヴィオラ奏者である。パウル・ヒンデミットやウィリアム・プリムローズらとともにヴィオラの独奏楽器としての地位の確立に貢献した。ターティスはわざと大きめのヴィオラを作り、ヴィオラ特有の豊かな音(特にC線)の魅力を表した。

レベッカ・クラーク人物・団体Wikipedia ↗

レベッカ・クラーク は、イギリスのヴィオラ奏者。作曲家としては、ヴィオラを主役にした室内楽を手懸けた。第一次世界大戦と第二次世界大戦のはざまの戦間期に活躍したイギリスの作曲家のうちで、最も重要な一人に数えられている。また、同世代の女性作曲家に、彼女ほど個性的な作品を生み出した人物は他にいないとも評されてきた。

山本周人物・団体Wikipedia ↗

山本 周 は、フジテレビ報道局解説委員室解説委員。

伊東裕人物・団体Wikipedia ↗

伊東 裕 は、日本のチェロ奏者である。

Hakuju Hall会場Wikipedia ↗

Hakuju Hall(ハクジュホール)は、東京都渋谷区富ヶ谷にあるコンサートホール。電位治療器「ヘルストロン」や健康食品などを手掛ける白寿生科学研究所本社ビルの7階にあり、同社が運営している。ホールの正式名称は「Hakuju Hall」あるいは「ハクジュホール」で、漢字の「白寿ホール」は現在使用していない。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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