“音楽を楽しむ気持ち”つながる 「楽団ケセラ」と「サイトウ・キネン・オーケストラ」の演奏者が交流 長野・松本市 - dメニューニュース
「楽団ケ・セラ」とサイトウ・キネン・オーケストラの幣隆太朗さん・白井圭さんが松本市で交流
音楽を通じた交流です。障害がある団員でつくる長野県松本市の「楽団ケ・セラ」と、OMFセイジ・オザワ松本フェスティバルに出演するサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)のメンバーが、8月27日に交流会を開き、演奏を披露し合いました。
障害がある団員約20人が自立を目指し活動する「楽団ケ・セラ」の練習拠点に、SKOの演奏者である幣隆太朗さん(コントラバス)と白井圭さん(ヴァイオリン)が訪れました。これはOMFのオーケストラ公演のため松本に滞在中の両氏に対し、ケ・セラの支援者が交流会を企画したものです。
交流会では、まずケ・セラが「みずいろの雨」を演奏しました。白井さんは「みんな、音楽やってて楽しいっていうのが前面に出ている感じでとてもよかった」と述べ、幣さんは「生の心に触れるような演奏をしたいといつも思っているが、それが体現できている素晴らしい演奏だった」と感想を語りました。
続いて、幣さんと白井さんがグリエールの「子守歌」を演奏し、団員たちにプレゼントしました。その後の質問タイムでは、団員から「コンサート前のルーティーン」や「演奏がうまくなる方法」について質問が寄せられました。幣さんは本番前に食事を控えていることを明かし、白井さんは「情熱と、楽しむ気持ちをずっと持って。その一番重要なところは、もう皆さんできている」とアドバイスを送りました。
また、団員たちは楽器にも触れ、幣さんと一緒に音を奏でるなどして交流しました。団員からは「うれしい」「心が気持ちよくなった」「音がかっこよかった」といった声が上がりました。白井さんと幣さんも、「楽しい、好きだという気持ちがあふれてくるのが、人に伝える一番最初のステップだと改めて考えさせられた」「あのような演奏を自分もしたい」と刺激を受けた様子でした。
11月には松本市で白井さんと幣さんが出演するコンサートが予定されており、団員たちも鑑賞する予定です。