Safe and Effective BOSU Ball Training for Dancers—Plus 3 Exercises to Try
元アトランタ・バレエのアレックス・ゴンザガが解説する、ダンサーのための安全で効果的なBOSUボールトレーニングと3つのエクササイズ

ソーシャルメディア上では、バランスボールを半分にしたようなフィットネス器具「BOSUボール」を使ったワークアウトを投稿するダンサーをよく見かける。エクササイズに応じて平らな面またはドーム状の面を下にして使用され、動画では印象的なペンシェやアダージョを練習する様子がしばしば見られる。
BOSUを使ったワークアウトは挑戦的で見た目も魅力的だが、バレエへの効果を最大限に引き出すためには、安全かつ効果的な使い方を理解することが重要である。元アトランタ・バレエおよびターミナス・モダン・バレエ・シアターのダンサーで、プロテウス・フィットネス(Proteus Fitness)の創設者であるアレックス・ゴンザガによる推奨事項と、実践できる3つのエクササイズを紹介する。
【BOSUが役立つ理由】
ゴンザガによると、BOSUは体幹や臀部など身体の中心に近い筋肉の筋力と安定性を高めるのに役立ち、それにより足首など遠位の部位が硬くならず、リラックスして反応できる状態を保てるようになる。これは「近位の安定性が遠位の可動性を可能にする」として知られ、ゴンザガは「プリエで力を抜くのとは対照的に、足首を握りしめてしまう(固めてしまう)のと同じ理屈だ」と説明する。
また、BOSUは固有受容感覚、特に足首、体幹、臀筋の間の神経筋のつながりを発達させるのに役立つ。これにより、足首の捻挫の予防やリハビリ、足首の反応性を促すことによる安全な着地の練習に非常に適している。ゴンザガは「ジャンプで少し中心からずれて着地し、わずかな内反や外反が起きたとしても、足首が素早く反応して安全な着地へ導くことができるはずだ」と述べている。
ダンサーが片脚で立つ際、動脚の股関節屈筋を不適切に働かせることで安定させようとしがちだとゴンザガは説明する。BOSUでの片脚エクササイズは、制御されたフォンデュやアダージョのために、体幹や臀部といった正しい筋肉を強化することができる。
【BOSUで安全にエクササイズするために】
オンライン上で見られるものとは異なり、ゴンザガはBOSU上でのポワントワークや特定のジャンプの練習を推奨していない。適切なポワントトレーニングには安定した床面が必要だが、BOSUボールは「体重がかかると変形して沈み込む」設計になっているとゴンザガは言う。これにより、全体重がかかった状態で足や足首の筋肉が過可動(ハイパーモビリティ)を強いられ、怪我を早めたり、間違った筋肉で代償させたりする原因になりかねない。
さらに、BOSUは「運動エネルギーのスポンジ」のように作用するとゴンザガは言う。そのため、平らで安定した床面から踏み切る場合に比べ、発揮できるパワーが制限される。「アキレス腱とふくらはぎ複合体の弾性反発が失われ、重く、爆発力に欠ける踏み切りになってしまう」と彼は語る。BOSUへの「飛び乗り」は安定性と反応性(特に着地)を強化する助けになり得るが、怪我のリスクを最小限に抑えるため、明確な目標を持ち、適切な技術を用いて監視下で行う必要がある。また、ジャンプの高さは上がらず、衝撃で膝や足首のアライメントが崩れる可能性があるため注意が必要である。「BOSUへのジャンプは、安定性、筋力、着地力学の確固たる基礎を持つダンサーに最適であり、理学療法士または認定トレーナーの指導下で行うのが理想的だ」と彼は付け加える。
ソーシャルメディアで見られる印象的なペンシェについては、BOSU上での極端な動作の危険性は、直立を保とうとして股関節屈筋を固めてしまったり、骨盤のニュートラルなアライメントを失ったりする代償動作のパターンが身についてしまうことにあると指摘する。BOSUの使用は、安定した平らな床面で基本のエクササイズを習得した「後」の発展形、あるいは追加の挑戦である。そのため、ダンサーがBOSUでアダージョを行えるようにしたい場合は、まずトレーニング目標を明確にすることをゴンザガは提案している。片脚の安定性のための一脚ルーマニアンデッドリフトやスクワット、あるいは股関節強化のためのヒップスラストやステップアップなど、リスクの少ない代替法が存在する。
【試してみたい3つのBOSUエクササイズ】
以下は、ゴンザガが推奨するBOSUエクササイズ3選である。裸足、バレエシューズ、靴下、またはスニーカーを履き、BOSUの平らな面を上にして行うことができる。強度よりも継続性を重視し、身体の感覚に注意を払うようアドバイスしている。適切な筋肉を感じるのが難しい場合は、BOSUに移る前にまず床に立って始めること。痛みがある場合は必ず中止すること。
・エクササイズ1:コアプランク
体幹の筋力を高めることで、ダンス中のプレイスメントや可動域を向上させ、全体的な安定性と協調性を助ける。初心者は30秒間キープを2〜3セット、経験者は1セットあたり60〜90秒を試す。(ヒント:両足を離すよりも揃える方が難易度が高くなる。)
両手をBOSUの上に置き、肩の真下に手首がくるようにして、肘を伸ばしたプランク姿勢をとる。肩甲骨が腰に向かって引き下がり、腹筋が活性化しているのを感じる。上半身が回旋しないように耐える。
レベルを上げるには、テニスボールをBOSUの上に乗せ、落ちないようにキープする。上半身ではなく体幹を働かせるため、肘は伸ばしたままにする。
・エクササイズ2:シングルレッグスタンド(片脚立ち)
足首を握りしめずに(固めずに)協調性を保つ課題を与え、全体的な筋力と安定性を養う。左右それぞれ30秒〜1分間キープ、脚ごとに1〜2セット。(アン・ドゥオールして、もう一方の脚をリラックスしたク・ドゥ・ピエに置いた状態でも行える。さらに負荷をかける場合は、目を閉じて試す。)
BOSUの中央に、パラレルで片脚で立つ。深層の体幹と軸足側の臀筋に意識を集中させる。軸足の足首はリラックスさせ、反応できる状態にしておく(ぐらついても構わない)。
腕をポール・ド・ブラで動かしながら、背筋を伸ばして立つ。全身の協調性を保ち続ける。
・エクササイズ3:フォンデュ・バック
BOSU上でのフォンデュは、ダンサーが軸足側の臀筋と体幹の筋肉を意識し、脚の伸び(エクステンション)をより適切にコントロールするのに役立つ。片側につき5〜8回を、脚ごとに1〜2セット行う。