Avec Frédéric Pierrot, lecture musicale de Fernando Pessoa au Festival de musiques L’Oreille du Perche
フレデリック・ピエロによるフェルナンド・ペソアの音楽朗読会:音楽祭「L’Oreille du Perche」にて
第5回を迎えた音楽祭「L’Oreille du Perche」のプログラムに、フェルナンド・ペソア(1888-1935)の『不穏の書』(1982年初版)を題材としたオリジナル公演『Pessoa : l’intranquillité』が組み込まれた。この公演は、俳優のフレデリック・ピエロ、コントラバス奏者のクロード・チャミチアン、ドラマーのクリストフ・マルゲによって上演された。
公演前、オルヌ県のプレオー=デュ=ペルシュにあるサン=ジェルマン教会の聖歌隊席にて、3人の出演者がこの夜のために集まった。フレデリック・ピエロは、ドラマ『En thérapie』のダヤン医師役として知られるが、約20年前から自ら選んだ『不穏の書』の抜粋を音楽と共に朗読している。彼はペソアの異名者ベルナルド・ソアレスの思索や逸話を、朗読し、演じ、体現する。ジャズや現代音楽の分野で活躍する二人の共演者も、単なる伴奏にとどまらず、三者が対等な立場でパフォーマンスを行う。
インタビューの中で、ピエロは本作を選んだ経緯について、女優アヌーク・グランベールの勧めと、ゴダールの映画『フォーエヴァー・モーツァルト』の撮影時に『不穏の書』を読んだ経験がきっかけであると語った。また、翻訳者フランソワーズ・レイによる「読者への警告」に触発され、テキストのリズムを重視し、当初はドラムのみでの構成を考えていたという。その後、クリストフ・マルゲの提案により3年前にクロード・チャミチアンが加わった。
ピエロは、音楽を「メタ言語」として捉えており、音楽家たちがテキストを超えた表現を行っていると述べる。特定の箇所では、音楽家がソロで解釈を加え、テキストと音楽が共鳴し合う構成となっている。
