角野隼斗×原摩利彦、敬愛する「坂本龍一」を初対談で語る。二人が選んだ“不朽の名作”は? - J-WAVE NEWS
角野隼斗と原摩利彦がJ-WAVE特番で初対談、敬愛する坂本龍一の音楽やクラシックとの系譜について語る
角野隼斗と原摩利彦が、9月23日放送の特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL SAISON presents HELLO, CLASSIC!』(ナビゲーター:秀島史香)に登場し、敬愛する音楽家・坂本龍一について初対談を行った。
原は中学1年生の時、1996年に大阪のフェスティバルホールで行われた坂本龍一のピアノ・トリオのコンサートを聴いたことがきっかけで作曲家を目指したと語った。一方、角野は高校生から大学生の頃にYMOを聴くようになり、「Tong Poo」や「戦場のメリークリスマス」にのめり込み、坂本の著書『音楽は自由にする』を読んだことが関心を深めるきっかけになったと明かした。
原は2014年1月1日放送のNHK-FM『坂本龍一 ニューイヤー・スペシャル』で坂本と即興セッションを行った際の経験を語り、スタジオでいきなり強い音を出されたことや、カンフーマスターに稽古をつけてもらったような感覚だったと振り返った。また、2019年にシンガポールで行われた坂本のコンサートリハーサルで坂本のピアノを弾いた際、外で聴いていた音と異なりまったく鳴らなかったエピソードを明かし、演奏時の重心や鍵盤の打ち方の違いに言及した。
角野は坂本のピアノ演奏について、人が人の感情を表現するのではなく、木や金属でできたピアノという物体から音が鳴っていることを意識させ、恣意的なものが介在しない自然を見ているかのようである点が好きだと語った。また、坂本の和音のボイシングについて、最小限の音数で緊張感の高い和音を表現することにバッハやドビュッシー、ラヴェルなどの西洋音楽の系譜を感じると指摘した。
不朽の名作として、角野はピアノだけでクラシック的な立ち位置になり得るアルバムとして『/05』を挙げた。原はアルバム『1996』や、アルバム『12』の楽曲「20220302 - sarabande」を挙げた。
