Sonnambula to Present Modern Premiere of Four Airs by Élisabeth Jacquet de La Guerre
古楽アンサンブルのゾンナンブラが、エリザベート・ジャケ・ド・ラ・ゲールによる4つのエールを現代初演へ
古楽アンサンブルのゾンナンブラ(Sonnambula)は、11月19日にニューヨークにあるコロンビア大学のセント・ポール礼拝堂にて、バロック期の作曲家エリザベート・ジャケ・ド・ラ・ゲールによる4つのエール(アリア)の現代初演を行う。
ジュリアード音楽院の音楽学教授でありゾンナンブラのアーティスティックディレクターを務めるエリザベス・ワインフィールドは、モーガン・ライブラリー&ミュージアムが2022年に1712年の論書『ブルターニュ公爵閣下の気晴らし(Les Amusemens de Monseigneur le Duc de Bretagne)』を取得したことを知った後、これらの作品を初めて綿密に調査した。これらのエールはヴェルサイユの宮廷のために書かれたもので、出版後3世紀にわたり研究も録音も演奏もされてこなかった。
これらの楽曲は、ルイ14世の幼い曾孫が宮廷の教育的ゲームを行う際の伴奏として委嘱されたものである。
ワインフィールドがヴィオラ・ダ・ガンバで率いるゾンナンブラには、メゾソプラノのクロエ・ホルゲイトが加わる。プログラムには、マラン・マレ、フランソワ・クープラン、ミシェル=リシャール・ドラランドの作品や、スティーヴン・アンソニー・ワインフィールドによる世界初演作品も含まれている。
11月18日午後6時からはコロンビア大学のメゾン・フランセーズにてパネルディスカッションが開催され、ワインフィールド、モーガン・ライブラリーの音楽手稿・印刷楽譜キュレーターであるロビンソン・マクレラン、そして学者のスーザン・ボイントン、アン・ヒゴネット、レベッカ・サイペスが登壇する。
公式プレスリリースによると、ゾンナンブラのアーティスティックディレクターであるエリザベス・ワインフィールドは、「エリザベート・ジャケ・ド・ラ・ゲールは魅力的な女性です。最高峰の作曲家であり、非常に競争が激しく絶え間なく変化するヴェルサイユ宮廷の境界を渡り歩き、尊敬を集めながらそれを成し遂げました。このような発見は文化的状況を動かし、古楽の歴史をあまりにも長い間支配してきた男性中心の言説を打破するものです。彼女の音楽を現代の聴衆に向けて蘇らせることができ、非常に胸が躍っています」と述べている。
コンサートは現地時間午後6時に開演する。