Un été avec … Jérôme Boutillier
夏を過ごす…ジェローム・ブティリエ
フランスのバリトン歌手ジェローム・ブティリエは、最近トゥールーズで演じたヨカナーン役(『サロメ』)で強い印象を残しました。リヨンでのレスコー役(『マノン・レスコー』)でも注目された彼は、2016年にADAMIのクラシック・レヴェラシオン(新人賞)に選出されており、来シーズンはボルドーでエスカミーリョ役(『カルメン』)を務める予定です。また、シャンゼリゼ劇場(TCE)でコンサート形式で上演されるマスネの『ローマ』ではヴェスタポール役を、パリ・オペラ座ではエクトル・パラによる世界初演作品『我らの悲しみの鏡』でフェルナン役を演じます。
– 夏の予定は?
7月25日までサヴォンリンナ音楽祭で『フィガロの結婚』に出演します。その後、8月にはケント・ナガノ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団(OSR)とのRTS/ソニー向けの『ペレアスとメリザンド』(ゴロー役)の録音があります。また、来シーズンに向けた準備のために少し休息もとります。
– おすすめの音楽祭は?
最近知ったサヴォンリンナです。その雰囲気とユニークな舞台装置が理由です。また、オランジュ音楽祭も挙げます。アウグストゥスの壁があること、そしてかつての栄光を取り戻すようなプログラム編成になることを期待してのことです。
– ビーチで読む本は?
(私はビーチが嫌いです)テイヤール・ド・シャルダンの『地球のミサ』です。
– ヘッドホンで繰り返し聴いている音楽は?
バイロイトでのブーレーズ指揮、シェロー演出の『ニーベルングの指環』100周年記念公演です。
– 夏の最高の思い出は?
たくさんあります!一つだけ挙げるとすれば、24歳の時に声楽を始めてわずか1年で参加した、ブルゴーニュのコルマタン城での初めてのオペラ・フェスティバルです。エルヴェ・ヴァン・デル・ムーレンが指揮・演出を務めるアニエール・スタジオ劇場の劇団と共に、隣接する納屋でプーランクの『ティレジアスの乳房』を上演しました。2週間以上、俳優たちと寝食を共にし、分かち合いや親睦、そして芸術的・文化的な刺激に満ちた雰囲気の中にいたことで、一人っ子のピアニストとして過ごした孤独な日々から即座に解放されました。私はついに「将来やりたい仕事」を見つけたのです。
