Tan Dun rege a Orquestra Sinfônica Municipal de São Paulo
タン・ドゥンがサンパウロ市交響楽団を指揮

7日(金)、サンパウロ市交響楽団がサンパウロ市立劇場にてタン・ドゥンの作品を演奏する。作曲家本人が参加するプログラムには、『パッサカリア:風と鳥の秘密』、『水』の協奏曲(パーカッションとオーケストラのための)、そして『色彩の交響曲』が含まれる。オーケストラは土曜日にも再演を行う。
タン・ドゥンは現代音楽の著名な人物である。1957年に中国湖南省で生まれ、1993年からはニューヨークを拠点としており、東洋と西洋の要素を作品に融合させることで知られている。キャリアを通じて映画音楽でも評価を得ており、特に2001年にアカデミー賞を受賞した『グリーン・デスティニー(原題:O tigre e o dragão)』が有名である。
作曲家の実験において、自然は中心的な役割を果たしている。『水』の協奏曲では、タン・ドゥンは雲南省の水の祭典での幼少期の記憶を再訪し、水をパーカッションのソロ楽器へと変貌させる。一方、『パッサカリア:風と鳥の秘密』では、鳥の鳴き声が伝統的な中国楽器で録音され、オーケストラ内の携帯電話を通じて再生される。
「私にとって、それは自然の最も純粋な音を探求することから始まり、それらの音と対話し、命が吹き込まれるまでリハーサルを重ねることにあります。演奏において、私は自然の精神を呼び起こし、それと対話します。これが、社会の腐敗や汚染された環境に直面している人々の心を目覚めさせるものとなることを願っています」と、タン・ドゥンは雑誌『CONCERTO』のインタビューで語っている。
プログラムのもう一つのハイライトは『色彩の交響曲』である。この作品は2017年、中国の伝統文化に関する展覧会のためにメトロポリタン美術館から委嘱された。その結果、作曲家自身のオペラ『始皇帝(The First Emperor)』を7つの楽章に翻案したものが完成した。
