世界から引く手あまたの作曲家 藤倉大が語る、いずみシンフォニエッタ大阪とともに“いま、届けたい音楽” - ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル
作曲家・藤倉大が音楽監督を務めるいずみシンフォニエッタ大阪が、新シリーズ「藤倉大のこんな音楽、いかが?」を10月3日に開催
藤倉大が音楽監督を務めるいずみシンフォニエッタ大阪(ISO)は、従来の定期演奏会に加え、今年度から年1回の新たなスペシャル公演シリーズをスタートさせる。その第1回が10月3日に開催される。本シリーズは、藤倉が敬愛する演奏家を招き、世界各国の魅力的な音楽を紹介する内容で、「藤倉大のこんな音楽、いかが?」というタイトルが冠されている。
今回の公演の軸となるのは、ポーランドの作曲家ジグムント・クラウゼである。藤倉は20歳の時に参加したポーランドの現代音楽サマーコースでクラウゼと出会い、その後、ISOの音楽監督就任を機にクラウゼへピアノ協奏曲を委嘱した。藤倉は、同時代の作曲家に委嘱し、その初演に立ち会うことの重要性を強調している。
プログラムには、クラウゼの「ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ」(世界初演)のほか、ジョージ・ルイスの「Assemblage」(日本初演)、福岡似奈の「Body without Organs」(日本初演)、西村朗の「ロプノール(彷徨える湖)」、藤倉大の「ファゴット協奏曲」(アンサンブル版世界初演)が並ぶ。藤倉のファゴット協奏曲は、ISOと英国バーミンガムのBCMG(バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ)、およびアメリカのファゴット奏者サラ・アープによる共同委嘱作品である。
出演者は、指揮の松井慶太、ピアノの北村朋幹、ファゴットの中川日出鷹、そしてプレトークに藤倉大が登壇する。公演当日は15時30分からロビーコンサート、15時45分からプレトークが行われる。また、10月2日にはチケット購入者限定のスペシャル・イベントとして、クラウゼの歴史と音楽性を紹介する企画も予定されている。
