【新世代の女性オペラ歌手5人】「泣かないために歌う」──躍動感に満ちた歌声が魅力のジュリー・フックス。 - madameFIGARO.jp
【新世代の女性オペラ歌手5人】「泣かないために歌う」──躍動感に満ちた歌声が魅力のジュリー・フックス。
【新世代の女性オペラ歌手5人】「泣かないために歌う」──躍動感に満ちた歌声が魅力のジュリー・フックス。
卓越した才能を持ち、クラシックなレパートリーに情熱を注ぎながらモダンな感性で舞台を彩る“リリック世代”のオペラ歌手、ジュリー・フックスへのインタビュー。
――あなたにとってオペラとは?
狂気、伝統、神聖、自由。語られる物語と、訓練されたオペラ歌手の声の素晴らしさです。
――なぜ歌うのか?
泣かないために歌っています。自分の身体から抜け出るためでもあります。歌うことは観客やオーケストラ、お芝居や歌、音楽の共演者と繋がるための手段だからです。
――生まれて初めて芸術に衝撃を受けた体験は?
幼稚園の昼寝の時間に初めてパッヘルベルの「カノン」を聴いた時です。
――あなたはどんな声?
リリック・コロラトゥーラです。女性的で、生き生きとしていて、肉感的な声だと自分は思っています。
――あなたのルーティンは?
睡眠、メディテーション、ヨガです。リハーサル期間中は、特に食生活に気をつけて、お酒もグルテンも摂りません。
――いちばん好きなオペラ作品は?
モーツァルトの『フィガロの結婚』、プッチーニの『ラ・ボエーム』、ドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』です。
Julie Fuchs(ジュリー・フックス)
ソプラノ歌手。フランス・モー生まれ。7歳よりアヴィニョン音楽院でバイオリンと音楽理論、音楽史を学び、18歳から本格的に声楽の勉強を始め2006年にパリ国立高等音楽院に入学。レパートリーはバロックから現代音楽まで多岐にわたる。
※5月28日~6月14日、パリのオペラ座バスティーユにてベンボの『恋するヘラクレス』に出演した。