El auténtico “Espartaco” de la música soviética
ソ連のレコードレーベル「メロディア」とアラム・ハチャトゥリアンのバレエ音楽『スパルタクス』
1970年代から80年代にかけて、鉄のカーテンの向こう側から東欧の公式レコードがスペインに届くことは稀でした。輸入盤が手に入った際、愛好家は珍しいタイトルや巨匠たちの演奏に喜びを感じたものです。録音品質は必ずしも最高とは言えず、西側の商業的なレコードとは異なる独特の趣がありました。
ソ連の公式レーベル「メロディア」は、ハンガリーやチェコスロバキアのレーベルと並び、東側諸国の重要なカタログを保有していました。1960年代初頭にソ連文化省の支援で設立されたメロディアは、10年後には1,200枚以上のレコードを擁し、クラシック音楽を中心にポップスや民謡も扱いました。クラシック部門では、ロシアの知られざる作品の発掘や、当時の若手作曲家の作品紹介に力を入れていました。
メロディアは、ボリショイ劇場管弦楽団やソ連国立交響楽団、レニングラード交響楽団といった国内の主要な団体と協力しました。また、ユーロディスクやEMIといった欧米の企業とも提携しました。
メロディアの初期の重要な功績は、ボリショイ劇場との協力によるロシアのオペラやバレエの録音です。『ボリス・ゴドゥノフ』『イーゴリ公』『エフゲニー・オネーギン』などが含まれます。また、ショスタコーヴィチの交響曲全集も、複数の指揮者によって録音されました。
さらに、スヴャトスラフ・リヒテルのバッハ『平均律クラヴィーア曲集』、ダヴィッド・オイストラフとレフ・オボーリンによるヴァイオリン・ソナタ集、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチによるシューマンのチェロ協奏曲(ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮)やプロコフィエフの『交響的協奏曲』(クルト・ザンデルリンク指揮)など、名盤も数多く残されました。
中でも特筆すべきは、アラム・ハチャトゥリアンのバレエ『スパルタクス』の全曲録音です。ハチャトゥリアンはプロコフィエフやショスタコーヴィチと並ぶソ連音楽の柱でした。この録音は、当時のソ連のレコード特有の簡素なパッケージで、写真や解説が添えられていました。4枚組のLPで3時間の音楽を収録し、最終版から削除された4曲も含まれていました。また、バレエ『ガイーヌ』も3枚組で録音されました。
ハチャトゥリアンは解説の中で、自由のために戦った「民主的な英雄」への関心と、社会主義イデオロギーとの結びつきを語っています。1956年のレニングラードでの初演時は大きな熱狂を呼びませんでしたが、その後、彼の代表作として評価されるようになりました。
