JOE HISAISHI presents MUSIC FUTURE VOL.13 - 毎日クラシックナビ
久石譲&ミュージックフューチャーバンドが東京オペラシティで「MUSIC FUTURE VOL.13」を開催
作曲家・指揮者として活動する久石譲によるコンサート「JOE HISAISHI presents MUSIC FUTURE VOL.13」が東京オペラシティ コンサートホールで開催された。演奏は久石譲&ミュージックフューチャーバンドが務めた。
プログラムは、ジュリア・ウルフ、デヴィッド・ラング、キャロライン・ショウ、スティーヴ・ライヒといったアメリカ・ニューヨークの「ポスト・ミニマル」的な現代作品に、久石の新作を加えた構成となっている。
ウルフの「ビリーヴィング」は、チェロのオスティナートやエレキ・ギター、打楽器が加わるロック風の音楽に奏者たちの声が重なる楽曲で、曲名はビートルズにちなむとされる。同じくウルフの「リーリング」では、フォークロア風の人声(録音)と現代的なサウンドが交錯する。
ラングの「ヴェント」(意味は「空気・光の入り口」)はフルートと弦楽アンサンブルのための作品。久石の新作「The Circles 2026」は昨年の作品を発展させた2部構成の楽曲で、中間部から特定のフレーズが曲の冒頭へ逆行する構成や、弦楽四重奏にクラリネット、打楽器が機能する編成が特徴となっている。
ショウの「アントラクト」はハイドンの弦楽四重奏曲 Op.77-2に着想を得た弦楽四重奏曲で、メヌエット形式の応用や特殊奏法が用いられている。最後に演奏されたライヒの「レディオ・リライト」は、ロックバンドであるレディオヘッドの「エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス」と「ジグソー・フォーリング・イントゥ・プレイス」のモチーフをもとに再構成された作品で、弦楽四重奏、フルート、クラリネット、ピアノ、打楽器などの編成で反復される。久石は「The Circles 2026」と「レディオ・リライト」の指揮を務めた。
【公演データ】
JOE HISAISHI presents MUSIC FUTURE VOL.13
日時:11月4日(水)19:00
会場:東京オペラシティ コンサートホール
出演:久石譲&ミュージックフューチャーバンド
指揮:久石譲
第1ヴァイオリン:近藤薫
第2ヴァイオリン:城戸かれん
ヴィオラ:デイヴィッド・メイソン
チェロ:櫃本瑠音
コントラバス:城満太郎
フルート:Cocomi
クラリネット:マルコス・ペレス・ミランダ
バス・クラリネット:有馬理絵
パーカッション:大場章裕、東佳樹
ピアノ:三又瑛子、今村尚子
エレクトリック・ギター:塚田剛
エレクトリック・ベース:中田しんいちろう
【プログラム】
ジュリア・ウルフ:ビリーヴィング
ジュリア・ウルフ:リーリング
デヴィッド・ラング:ヴェント
久石譲:The Circles 2026(Ⅰ. Prologue / Ⅱ. The Circles)
キャロライン・ショウ:アントラクト
スティーヴ・ライヒ:レディオ・リライト

