LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
MENU
♪
Portal
メニュー
Category
カテゴリ
Sources
情報ソース
🇯🇵 日本コンクールぶらあぼ · 2026年10月1日 09:02 · インタビュー· 約2分で読めます

ぶらあぼブラス!番外編世界が認めた岡山学芸館高校吹奏楽部――中川重則先生が追い求める「いい演奏」とは

プラハ国際吹奏楽コンクールで総合優勝の岡山学芸館高校吹奏楽部、顧問の中川重則先生が語る指導方針と「いい演奏」の追求

日本語要約
プラハ国際吹奏楽コンクールで総合優勝を果たし、自身も最優秀指揮者賞を受賞した岡山学芸館高等学校吹奏楽部顧問の中川重則氏へのインタビュー。中川氏は「吹奏楽はジャンルではなく編成であり、クラシックを演奏している」との考えのもと、個々の成長や本物の音楽に触れる重要性を語る。同校は全日本吹奏楽コンクールで8大会連続金賞を受賞しており、通算22回目となる全国大会の自由曲にはアルフレッド・リード作曲《アルメニアン・ダンス Part I》を選定。結果にとらわれずシンプルに「いい演奏」を目指す姿勢を示した。
全文(日本語)

プラハ国際吹奏楽コンクールで岡山学芸館高等学校吹奏楽部が総合優勝および各賞を受賞し、顧問の中川重則教諭が最優秀指揮者賞を受賞したことを受け、吹奏楽作家のオザワ部長によるインタビューが行われた。

同コンクールについて中川氏は、持ち時間45分を含めて日本のコンクールとは異なり、フェスティバルのような雰囲気の中で部員たちが「いつものように、いい音楽を思い切って演奏しよう」と臨んだと振り返る。審査では100点満点中96.1点という高得点を記録し、90点以上を獲得したのは参加団体中2団体のみであった。自身の指揮者賞について中川氏は、部員たちの演奏によるものと感謝を述べつつ、指揮は大阪音楽大学時代に授業で触れた程度で、顧問就任後に助言を得ながら独自に培ってきたと話す。

中川氏は、高校のチーム活動にとどまらず個人が成長し、その先の音楽活動へつながることの大切さを強調する。個の能力が高まることは合奏にも好影響を与えるとし、実際に同校出身者からは原田侑來(札幌交響楽団クラリネット奏者)、藤井虹太郎(NHK交響楽団トランペット奏者)、中村友亮(東京都交響楽団打楽器奏者)、赤星佳穗(神戸市室内管弦楽団フルート奏者)などのプロオーケストラ奏者が輩出されている。

吹奏楽とクラシックの関係について中川氏は、「編成が吹奏楽というだけで、やっているのはクラシック」「四重奏などと同様に吹奏楽はジャンルではない」とし、吹奏楽オリジナル作品も含めてクラシックとして演奏していると語る。指導ポリシーとしては、プロのオーケストラなどの「本物を聴くこと」を推奨している。

全日本吹奏楽コンクールにおいて8大会連続で金賞を受賞している同校は、通算22回目となる全国大会の自由曲にアルフレッド・リード作曲《アルメニアン・ダンス Part I》を選んだ。中川氏は、過去に大阪府立淀川工科高校や神奈川県立野庭高校が名演を残した名曲に対し、失礼のないよう自分たちなりの演奏に仕上げたいと意気込みを語る。大会に向けた目標については、賞という結果を恐れたり目的にしたりするのではなく、妥協なく取り組み、シンプルに「いい演奏」を追求することを最重要視していると語った。

▼関連キーワード解説 (2)
中村友亮人物・団体Wikipedia ↗

中村 友亮 は、静岡県出身の元サッカー選手、現フットサル選手。サッカーでのポジションはミッドフィールダー、フットサルでのポジションはアラ。しながわシティ所属。2014年からフットサル日本代表。

アルフレッド・リード人物・団体Wikipedia ↗

アルフレッド・リード は、アメリカの作曲家・指揮者。特に吹奏楽においては、20世紀を代表する音楽家の1人とされる。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
あわせて読みたい
次に読むなら
中川重則 の他の記事
🇨🇿 チェココンクールニュースGoogle News JP コンクール9/19 13:02
岡山学芸館高等学校吹奏楽部が第27回プラハ国際吹奏楽コンクールで総合優勝
ぶらあぼブラス!Vol.50 岡山学芸館高等学校吹奏楽部(岡山県)クラシックの本場で快挙を達成! 吹奏楽の新たなページを開く - ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル
岡山学芸館高等学校吹奏楽部が、今年6月にチェコで開催された「第27回プラハ国際吹奏楽コンクール」に初挑戦し、総合優勝(第1位)を果たした。同部は「Symphonic Wind Bands」部門優勝、課題曲最優秀演奏賞を受賞し、顧問の中川重則が最優秀指揮者賞に選ばれた。また、オーストリアのウィーン楽友協会でもコンサートを開催した。
岡山学芸館高等学校吹奏楽部中川重則
🇨🇿 チェココンクールニュースぶらあぼ9/18 07:31
岡山学芸館高等学校吹奏楽部が第27回プラハ国際吹奏楽コンクールで総合優勝
ぶらあぼブラス!Vol.50 岡山学芸館高等学校吹奏楽部(岡山県)クラシックの本場で快挙を達成! 吹奏楽の新たなページを開く
岡山学芸館高等学校吹奏楽部が、チェコで開催された「第27回プラハ国際吹奏楽コンクール」に初挑戦し、総合優勝(第1位)を果たした。同部は「Symphonic Wind Bands」部門優勝、課題曲最優秀演奏賞を受賞し、顧問の中川重則氏が最優秀指揮者賞に選ばれた。その後、ウィーンの楽友協会でもコンサートを開催した。
岡山学芸館高等学校吹奏楽部中川重則楽友協会
岡山学芸館高等学校吹奏楽部が第27回プラハ国際吹奏楽コンクールで総合優勝
🌍 英語圏現代音楽ニュースGoogle News EN 現代音楽6/1 03:02
ミネソタ・ウィンズがオーケストラ・ホールで初シーズンを締めくくり、ミネソタ州のプロ吹奏楽におけるマイルストーンを達成
MINNEAPOLIMEDIA NEWS | Minnesota Winds Closes Inaugural Season at Orchestra Hall, Marking Milestone for Professional Concert Band Music in Minnesota - MinneapoliMedia
2026年5月31日、ミネソタ・ウィンズがオーケストラ・ホールにて初シーズンの最終公演を開催した。指揮者シンシア・ジョンストン・ターナーの指揮のもと、ジョセフ・ウィルコックス・ジェンキンスやキャサリン・バーグマンの世界初演作品などを演奏。プロのコンサートバンド(吹奏楽団)の普及と発展を目指す同団の活動の集大成となった。
シンシア・ジョンストン・ターナーミーガン・バックマイヤーオーケストラ・ホール
中川重則 の記事をすべて見る →
同じテーマの最近の記事
🇷🇴 ルーマニアピアノレビューMundoclasico10/1 09:01
ジョルジェ・エネスク国際コンクール2026ピアノ部門決勝、韓国のチョンウ・リーが第1位および5つの特別賞を受賞
Sobre la final del Concurso Enescu: Piano
9月19日午後にジョルジェ・エネスク国際コンクール2026ピアノ部門の決勝が開催され、本大会が幕を閉じた。韓国のチョンウ・リー(2008年生まれ)が第1位を獲得したほか、ルーマニア人最優秀演奏者賞を除く6つの特別賞のうち5つを受賞した。
チョンウ・リー
🇺🇸 アメリカコンクールニュースGoogle News EN コンクール10/1 08:32
2026年ナウムブルク国際ヴァイオリン・コンクールの出場者が発表される
Competitors Announced at 2026 Naumburg International Violin Competition - The Violin Channel
2026年ナウムブルク国際ヴァイオリン・コンクールの出場者が発表されました。
🇺🇸 アメリカコンクールニュースThe Violin Channel10/1 06:30
第12回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールが開催され、ファイナルの日程と演奏曲目が発表される
VC LIVE | 12th International Violin Competition of Indianapolis
米インディアナ州インディアナポリスで第12回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールが開催されている。賞金総額は35万ドルを超え、金メダリストには賞金7万5000ドルやカーネギーホールでのリサイタル・デビューなどが授与される。ハイメ・ラレードが審査員長を務め、9月30日からのクラシカル・ファイナルおよび10月2日からのファイナル・ラウンドでは、イェソン・ソフィー・リー、エリー・チェ・中野りならファイナリストが協奏曲を演奏する。
ハイメ・ラレードデイヴィッド・チャンカーネギーホール
タグ
中川重則原田侑來藤井虹太郎中村友亮赤星佳穗アルフレッド・リードアルメニアン・ダンス Part Iエルサレム讃歌
原文を読む → ぶらあぼ
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
← 記事一覧に戻る