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🇯🇵 日本クラシック全般レコ芸ONLINE · 2026年10月9日 13:02 · ニュース· 約1分で読めます

女性ヴァイオリニストと「男性性」 ジネット・ヌヴー/イゾルデ・メンゲス①

原田真帆による連載「名演奏家再批評」、ジネット・ヌヴーとイゾルデ・メンゲスをフェミニズムの観点から論じる第1回が公開

日本語要約
「名演奏家再批評」第10弾として、ヴァイオリニストでジェンダースタディーズを研究する原田真帆による連載が開始された。録音史初期の女性ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴーとイゾルデ・メンゲスをフェミニズムの観点から再批評する全4回の企画で、第1回では筆者自身のミソジニーとの向き合い方や問題意識が綴られている。
全文(日本語)

金曜連載「名演奏家再批評」は、新世代の書き手がクラシック音楽の名演奏家を各4回のリレー形式で論じる企画である。第10弾では、ヴァイオリニストで西洋クラシック音楽におけるジェンダースタディーズを研究する原田真帆が、録音史初期に足跡を残した2人の女性ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴーとイゾルデ・メンゲスをフェミニズムの観点で再批評する。全4回のうち第1回が無料公開、2回目以降は有料公開となる。

ジネット・ヌヴー(1919〜49)はフランスのヴァイオリニストで、パリ音楽院で学び、15歳でヴィエニャフスキ国際コンクールに優勝後、国際的に活躍した。30歳で飛行機事故により急逝した。イゾルデ・メンゲス(1893〜1976)はイギリスのヴァイオリニストで、アウアーやフレッシュに師事し、ソリストとして活躍するほかメンゲス四重奏団を結成して室内楽にも取り組んだ。

第1回「わたしが囚われた、ミソジニーという“呪い”」で原田は、家庭環境やCD全盛期の経験を振り返り、男性演奏家が主流である状況を当たり前として受け入れていたことや、自身が内包していたミソジニー(女性性嫌悪)について述べている。かつて忌み嫌っていた女性音楽家の演奏を、ミソジニーが解けた現在の視点から捉え直すとし、「男性的」とされる曲を得意としたヌヴーとメンゲスの名録音を題材に論じるとしている。第2回は2026年10月16日に公開予定とされている。

▼関連キーワード解説 (1)
ジネット・ヌヴー人物・団体Wikipedia ↗

ジネット・ヌヴー は、フランスのヴァイオリニスト。稀にみる天才的ヴァイオリニストで将来はフリッツ・クライスラー、ジャック・ティボーと並ぶ名人になることを確実視されていたが、航空機事故により30歳で死去。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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