When the New York Times is wrong, it prefers to stay wrong - Slipped Disc
ニューヨーク・タイムズ紙がボストン交響楽団に関する批判記事の訂正を拒否したことに対し、Slipped Discが報じる
ニューヨーク・タイムズ紙は、ボストン交響楽団(BSO)に関する批評家デヴィッド・アレン氏の歪んだ報道を否定する複数の投書の掲載を拒否した。同紙は誤りを認めることを好まないようだ。以下は、元BSOヴァイオリニストのジェラルド・エリアス氏による未公開の投書である。
また、ボストン・マガジンの元クラシック音楽コラムニスト、カール・ヴィーゲランド氏による別の未公開投書も存在する。
「デヴィッド・アレン氏の『タングルウッドにて、新鮮な空気は緊張によって汚されている』という意見に異を唱えるつもりはない。しかし、ボストン・グローブ紙からの事実として誤って引用された、本質的には別の意見に過ぎない彼の記述を指摘せねばならない。私はアレン氏が参加したコンサートで立ち上がって喝采を送った聴衆の一人であり、聴衆が熱狂したのには理由がある。それは偉大なオーケストラによる輝かしい響きと結束力だ。最近のボストンでのハイライトであるグラミー賞を受賞したメシアンの『トゥランガリラ交響曲』や、深く感動的なショスタコーヴィチの交響曲第13番『バビ・ヤール』と同様に、マエストロ(ネルソンス)がその成功に寄与したことは間違いない。また、最近のタングルウッドでのネルソンス氏による指揮マスタークラスにも参加したが、彼の心の寛大さが、鋭く美しい身振りを生み出していた。ところで、今日のタングルウッドに関する報告で、新たに追加された侵入的で非常に不快な『セキュリティチェック』について触れない記事などあり得るだろうか。」(カール・ヴィーゲランド)
Slipped Discがこの件を報じ続けること、そしてBSOの意向を単に繰り返すことを拒否する『ボストン・ミュージカル・インテリジェンサー』などの出版物を支持することに賛辞を送る。また、BSOの「物語」が誤解を招くものであることを明らかにしたトーマス・ディンズモア氏、ジョージ・ホワイティング氏とレッド・フラワー・キャンペーン・チームの抵抗運動、そしてアンドリス・ネルソンス時代の素晴らしい演奏を届けてくれるBSOの楽団員たちにも賛辞を贈る。
(中略:ニューヨーク・タイムズ紙の批評の質や、BSO経営陣に対する批判、SNS上の議論が続く)