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🇯🇵 日本オーケストラOntomo · 2026年11月6日 09:32 · ニュース· 約1分で読めます

30秒でわかるシベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調

音楽評論家の寺西基之がシベリウスの「ヴァイオリン協奏曲 ニ短調」を解説

日本語要約
音楽評論家の寺西基之によるジャン・シベリウス唯一のヴァイオリン協奏曲の解説。1903年に作曲され1905年に改訂された本作品は、北欧風の暗く神秘的な響きを背景に独奏が内面の情熱を表現する構成で、各楽章の特徴や編成、演奏時間などが紹介されている。
全文(日本語)

音楽評論家の寺西基之によるシベリウス「ヴァイオリン協奏曲 ニ短調」の解説。

フィンランドの作曲家ジャン・シベリウス(1865~1957)は協奏曲のジャンルをほとんど手掛けなかったが、唯一のヴァイオリン協奏曲である本作は多くのヴァイオリニストに愛奏されている。最初に書かれた第1稿はヴィルトゥオーゾ的な華麗さが際立っていたが、大幅な改訂を経て、華麗さを薄め精緻な書法に基づく緊密なまとまりをもった現行の決定稿が生み出された。独奏者には高度な技巧が求められる一方、管弦楽の作り出す北欧風の暗く神秘的な響きを背景に、独奏が内面の情熱をモノローグ風に表現していく渋く独特の味わいを持つ。

第1楽章は幽玄な雰囲気が支配的な幻想的な楽章で、展開部に独奏ヴァイオリンの大規模なカデンツァを置いた自由なソナタ形式。第2楽章は奥深い情調を湛えた緩徐楽章。第3楽章は民俗舞曲風の野趣に富んだ主題を中心とする力強いフィナーレとなっている。

【作品情報】

・作曲年:1903年、改訂1905年

・演奏時間:約32分

・編成:フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ、弦5部、独奏ヴァイオリン

▼関連キーワード解説 (1)
シベリウス人物・団体Wikipedia ↗

ジャン・シベリウス は、後期ロマン派から近代にかけて活躍したフィンランドの作曲家、ヴァイオリニスト。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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