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🇩🇪 ドイツオーケストラOntomo · 2026年10月7日 17:02 · インタビュー· 約1分で読めます

世界最高峰オーケストラ「ベルリン・フィル」〜カラヤン、アバド、ラトルの時代の変化

音楽ジャーナリストの城所孝吉、ベルリン・フィルの歴代指揮者との関係や演奏の変化を語る

日本語要約
ベルリン在住約30年の音楽評論家・ジャーナリストの城所孝吉が、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の魅力や特徴を語った。他団からの意識、カラヤンからアバドへの民主化、ラトルとの16年間の関係、現首席指揮者ペトレンコの特徴と展望について自身の見解を述べている。
全文(日本語)

ベルリン在住約30年の音楽評論家・ジャーナリストである城所孝吉が、ポッドキャスト番組『ONTOMO Radio』の再構成記事において、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏の特徴や歴代指揮者との関係、音楽家たちの姿勢について語った。

他の一流オーケストラとの違いについて、城所は「置かれている状況が違う」と指摘する。他オーケストラから常に比較対象とされ、意識・監視されているような状況にあり、フィルハーモニーの舞台で外からの一流オーケストラも演奏するため、世界のトップを守るために常に実力を出し切る必要があると述べている。

指揮者の交代による変化として、巨匠が主導・支配したカラヤンの時代から、団員と一緒に対等に対話しながら民主的に音楽をつくろうとしたアバドへの交代が大きな転換点だったと語る。その後を引き継いだラトルについては、自主性を高めたオーケストラと16年間格闘したと印象を述べ、最後の演奏会(マーラーの交響曲第6番)では団員たちが彼のために演奏する姿を見て特別な関係だったと納得したと振り返った。

現在の首席指揮者であるキリル・ペトレンコについては、作品を深く読み込む力があり解釈を深められる点を評価する一方、縦の線を極めて精密に合わせることへのこだわりが窮屈に感じられる場面もあるとしつつ、これからさらに自由になっていくのではないかと期待を寄せている。

なお、城所の新刊書籍『ベルリンから見た不思議おもしろ音楽事情 気分はカプリッチョ』が音楽之友社より刊行される。

▼関連キーワード解説 (5)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団人物・団体Wikipedia ↗

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 は、ドイツ・ベルリンのフィルハーモニー に本拠を置くオーケストラである。

ロンドン交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

ロンドン交響楽団 は、イギリスのロンドンを拠点とするオーケストラ。ロンドンのオーケストラの中でも中心的存在。本拠地は1982年よりロンドンのバービカンセンターに置く。イギリス国王(現在はチャールズ3世)がパトロンとなっており、エリザベス2世の在世中にはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とならび、「女王陛下のオーケストラ」として知られた。楽員数89(2018年現在、公式サイトによる)。長らく3管編成オーケストラだったが、ロンドンの楽団としてはBBC交響楽団に次いでほぼ4管に近い編成を実現している。

サイモン・ラトル人物・団体Wikipedia ↗

サー・サイモン・デニス・ラトル は、イギリスの指揮者。2002年9月から2018年6月までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督、2017年9月から2023年までロンドン交響楽団の音楽監督を務めた。2023年からバイエルン放送交響楽団の首席指揮者を務める。

キリル・ペトレンコ人物・団体Wikipedia ↗

キリル・ガリエヴィチ・ペトレンコ は、ロシア出身の指揮者。

ベルリン・フィルハーモニー会場Wikipedia ↗

ベルリン・フィルハーモニー は、ドイツのベルリンにあるコンサートホール。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地である。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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アンドレア・ツィーツシュマンキリル・ペトレンコベルリン・フィルハーモニー
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