北村 陽 チェロ・リサイタル - 毎日クラシックナビ
チェリストの北村陽が秋元孝介と共演、第一生命ホールで緊迫感に満ちたリサイタルを開催
日本語要約
チェリストの北村陽が、ピアノの秋元孝介と共に第一生命ホールでリサイタルを開催した。本公演はエリザベート王妃国際音楽コンクール第5位入賞を記念したもので、ドビュッシー、N.ブーランジェ、プーランク、藤倉大(日本初演)、ショスタコーヴィチの作品を演奏した。
全文(日本語)
気鋭のチェリスト、北村陽のリサイタルが第一生命ホールで開催され、葵トリオを主軸に活躍する秋元孝介がピアノを務めた。数多くのコンクール実績を誇る北村の、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞(第5位)を記念した公演である。
前半は、同コンクールで弾いたナディア・ブーランジェとプーランクの2曲に加え、ドビュッシーのチェロとピアノのためのソナタ ニ短調が披露された。1曲目のドビュッシーでは冒頭から細やかな表現や第3楽章の緊張感がみられ、N.ブーランジェ「3つの小品」やプーランクのソナタでも描き分けや情緒的な演奏が行われた。
後半は、ナチスによる芸術活動の制限と喪失をテーマにした無伴奏曲、藤倉大の「Nobody’s Nothings」が北村自身の曲前解説を経て日本初演された。最後はショスタコーヴィチのチェロとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.40が演奏され、各楽章の描き分けが示された。
北村が「全体を通して〝生死〟にかかわる内容」と語っていた通り、公演全体を緊迫感が支配し、アンコールのカザルス「鳥の歌」は平和や安寧を願うかのように響いた。また、ピアノの秋元は出過ぎずさりげない自己主張を果たす巧緻なバランス感覚で貢献し、北村の進化とともに濃密なデュオ公演となった。
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出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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