Manfred Honeck: “Si el sonido se globaliza, ¿para qué salir de gira si todas las orquestas tocan igual?”
指揮者マンフレート・ホーネックが語る、エルプフィルハーモニーでの公演とオーケストラの音作り
マンフレート・ホーネックは「もし音がグローバル化してしまったら、すべてのオーケストラが同じように演奏するのに、なぜツアーに出る必要があるのか?」と問いかける。
10年以上前、エルプフィルハーモニーがまだ観客を迎えておらず、開館日も不透明だった頃、オーストリア出身の指揮者マンフレート・ホーネック(1958年ネンツィング生まれ)は、日本の音響設計家・豊田泰久と共に空のホールを歩いた。豊田は「木材が変化するため、3年後に音が変わっていても驚かないでほしい」と告げた。ヘルツォーク&ド・ムーロン設計の同ホールの音響を最初に試したホーネックは、9月1日、ピッツバーグ交響楽団を率いて再びこのホールに戻り、2027年1月11日の開館10周年に向けたシーズンを開幕させた。今シーズンはアメリカ独立250周年を記念している。
ホーネックはウィーンでヴァイオリンとヴィオラを学び、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン国立歌劇場で長年演奏した。クラウディオ・アバドのアシスタントとして指揮を始め、その後、スウェーデン放送交響楽団の首席指揮者、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、シュトゥットガルト歌劇場の音楽監督などを歴任。2008-09シーズンからはピッツバーグ交響楽団の音楽監督を務め、同楽団とのライブ録音でグラミー賞を受賞するなど高い評価を得ている。今年6月には契約を2032-33シーズンまで延長した。
ハンブルクでの公演プログラムは、アレクサンドル・カントロフとのブラームスのピアノ協奏曲第1番とショスタコーヴィチの交響曲第5番、そしてカルロス・シモンの『Four Black American Dances』、オーガスティン・ハデリヒとのバーバーのヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザークの『新世界より』である。
9月2日、エルプフィルハーモニーにて行われたインタビューで、ホーネックはホールの音響について「豊田氏の言った通り、ホールは変化した。しかし、明瞭さは変わっていない。今では指揮をする際に音響のことを意識しなくなった」と語った。また、ソリストのアレクサンドル・カントロフについては「非常に独創的で、室内楽奏者のように周囲の音を聴くことができる素晴らしいピアニストだ」と評した。

