Red flowers return to Symphony Hall for Andris Nelsons’ final season - WBUR
ボストン交響楽団のアンドリス・ネルソンス音楽監督の最終シーズンに向け、支援者らが「赤い花キャンペーン」を再開
ボストン交響楽団(BSO)の音楽監督アンドリス・ネルソンスにとって最後となる2026/27シーズンが、9月17日(木)に開幕する。これに合わせ、ジョージ・ホワイティング氏を中心とする草の根運動のメンバーたちが、シンフォニー・ホールの外で手作りの赤いバラのブートニアを配布する準備を進めている。
この「赤い花キャンペーン」は、BSOの理事会がネルソンスの契約を更新しないと発表したことを受け、ホワイティング氏とクイン・マッケンジー氏が立ち上げたものだ。理事会は、ネルソンスと楽団の将来のビジョンが一致しなかったことを理由に挙げたが、ファンや楽団員には衝撃を与えた。赤いバラは、ネルソンスの出身地であるラトビアの国旗の色にちなんでいる。
ホワイティング氏とマッケンジー氏は「BSOパトロン・アクション・ネットワーク」を設立し、ポスターやTシャツなどのグッズ制作や署名活動を行っている。現在、署名は4,200筆に達した。彼らはBSOのチャド・スミスCEOやバーバラ・ホステッター理事長に対し説明を求めているが、回答は得られていないという。
楽団員もこの運動を支持しており、BSOの首席クラリネット奏者ビル・ハドギンス氏は、ネルソンスを「世界トップクラスの音楽家」と評し、彼が音楽に物語や感情を吹き込む指揮者であると語った。ハドギンス氏は、ネルソンスが指揮したショスタコーヴィチの交響曲の録音を高く評価している。
キャンペーンに参加するボランティアのスティーブ・ランドリガン氏は、自身のポケットマネーでバラを購入するなどして活動を支えている。また、オーボエ奏者のアンドレア・ボンシニョーレ氏も、この活動は楽団への愛に基づくものだと強調した。ホワイティング氏は今後、BSOの運営側とパトロンが対話できるタウンホールミーティングの開催を望んでいる。