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🇮🇹 イタリア声楽Forum Opéra · 2026年8月28日 13:01 · レビュー· 約2分で読めます

ROSSINI, Stabat Mater – Pesaro

ロッシーニ『スターバト・マーテル』ペーザロ公演レビュー

日本語要約
ペーザロのスカヴォリーニ公会堂で行われたロッシーニ『スターバト・マーテル』の公演評。テバール指揮ボローニャ市立劇場管弦楽団とヴェンティディオ・バッソ劇場合唱団の演奏は高く評価された一方、ソリスト陣は配置の影響もあり、ベリジャンスカヤを除きオーケストラや合唱に埋もれがちであった。
全文(日本語)

ロッシーニの『スターバト・マーテル』が上演されるたびに問われるのは、ここスカヴォリーニ公会堂のようなコンサートホールが、オペラの世界観を強く帯びたこの宗教作品にとって最適な場所なのかという点である。演奏の質の高さにもかかわらず、敬虔な雰囲気はなかなか現れない。

最終的にそれが見られたのは、深い熱情を湛えた「Quando corpus morietur」と、奔放なフーガで締めくくられる終曲「In sempiterna saecula」という最後のナンバーにおいてであり、これらはヴェンティディオ・バッソ劇場合唱団に委ねられた。フアン・ディエゴ・フローレスの30周年記念コンサート(準備不足を感じさせた)や『コリントの包囲』への参加(フランス語に難があった)における合唱団の貢献に対しては、我々は(正当な理由で)不満を抱くこともあったが、今夜の彼らには降参するほかない。正確なアンサンブル、アタック、空間演出の効果など、何を最初に称賛すべきか迷うほどである。また、音の造形やダイナミクスの管理(「Inflammatus et accensus」での奔流から「Quando corpus morietur」でのほとんど触れられないような繊細さまで)、そして個々の質の高さ(バスのパートは特筆すべき!)についても言及すべきだろう。

ボローニャ市立劇場管弦楽団の音楽家たちにも惜しみない拍手を送りたい。音色の美しさは、ラモン・テバールの表現力豊かな指揮の下でのヴィルトゥオジティに匹敵する。指揮者は速いテンポを好み、楽団を轟かせることも、最も繊細なピアノを指示することも心得ている。

ではソリストはどうだったか。おそらく合唱の前、オーケストラの後ろという特殊な舞台配置のせいか、ヴァシリサ・ベリジャンスカヤという例外を除き、彼らはしばしば控えめで、どちらかにかき消されているように見えた。彼らが劣っていたわけではない。デイヴ・モナコ(当初予定されていたドミトリー・コルチャックの代役)は「Cujus animam」で圧倒されることなく、全音域にわたって美しい音色の均質性を示した。アンナ=ドリス・カピテッリは、カヴァティーナ「Fac ut portem Christi mortem」で素晴らしい息の長さを証明し、耳を惹きつける豊かな音色を披露した。アドリアン・サンペトレアンは金曜夜の不調から回復していたのだろうか。控えめなプロジェクションを見る限り、確信は持てない。残るヴァシリサ・ベリジャンスカヤは圧倒的で、合唱とオーケストラの上を難なく泳ぎ切り、威厳ある「Inflammatus」を届けた。

原文(抜粋)
La question se pose à chaque représentation du Stabat Mater de Rossini : la salle de concert, ici l’auditorium Scavolini , est-elle le lieu le mieux adapté pour cette œuvre religieuse, quand bien même on ne peut que reconnaître son caractère fortement imprégné de l’univers de l’opéra ? Malgré la grande qualité de l’exécution, le recueillement peine à poindre. Il faut finalement pour cela attendre les derniers numéros, « Quando corpus morietur » d’une grande ferveur et la fugue échevelée du final « In sempiterna saecula », tous deux confiés au Coro del Teatro Ventidio Basso . Autant nous avions pu faire la fine bouche (à raison) sur la contribution des membres du chœur au concert des 30 ans de Juan Diego Flórez (qui sentait l’impréparation) ou même dans sa participation au S
関連キーワード解説 (3)
ロッシーニ人物・団体Wikipedia ↗

ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ は、イタリアの作曲家。多数のオペラを作曲し、『セビリアの理髪師』、『チェネレントラ』などは現在もオペラの定番である。また『タンクレーディ』、『セミラーミデ』などのオペラ・セリアも作曲した。フランスに移ってからはグランド・オペラ『ウィリアム・テル』を書く。美食家としても知られる。

フアン・ディエゴ・フローレス人物・団体Wikipedia ↗

ファン・ディエゴ・フローレス は、ペルー出身のテノール歌手。超高音を得意とし、ロッシーニをはじめとするいわゆる「ベルカントオペラ」と称され領域において現代最高のテノールともいわれる。

ボローニャ市立劇場管弦楽団人物・団体Wikipedia ↗

ボローニャ市立劇場 は、イタリア・ボローニャ市にある歌劇場。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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ヴァシリサ・ベルジャンスカヤアンナ・ドリス=カピテッリスカヴォリーニ公会堂
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