Mahogany Opera to Present World Premiere of Nwando Ebizie’s ‘Ecstasy of the Virtues’
マホガニー・オペラがンワンド・エビジー作曲の新作オペラ『Ecstasy of the Virtues』を世界初演
マホガニー・オペラは、作曲家・演出家・多分野アーティストであるンワンド・エビジーによる新作オペラ『Ecstasy of the Virtues』を、2026年9月25日にロンドンのストーン・ネストで世界初演し、9月26日と27日にも追加公演を行う。
本作はその後、オペラ・ノースとの提携により10月3日にリーズのハワード・アセンブリー・ルームへ、また「バロー・ミュージック・ウィーク」の一環としてフル・オブ・ノイジーズとの提携により10月7日にバロー・タウン・ホールへと巡回する。
本作は、12世紀のベネディクト会修道院長であり作曲家、神秘家でもあったヒルデガルト・フォン・ビンゲンの生涯と幻視から着想を得ている。エビジーは、自身が抱える神経疾患であり、スターバーストやオーラ、光輪などの視覚現象を引き起こす「視覚雪症候群」の経験を、ヒルデガルトの幻視状態と結びつける接点として活用している。90分間の本作は、ヒルデガルトの道徳劇『オルド・ヴィルトゥトゥム(徳の劇)』に触発されており、劇中の寓意的な「徳」の登場人物を21世紀の姿へと置き換えている。
12人の出演者には、ろう者のパフォーマンス・アーティストである南村千里、作曲家でボーカリストのローラ・ボウラー、セヴァン・ホロックス=ホパイアン、グレース・ニャンドロ、サラ・アミニ、イファット・ソウル・ジッソらが名を連ねる。クリエイティブ・チームは、リード・アーティスト兼作曲家・演出家のエビジーが率い、アソシエイト・ディレクターのジェニファー・ムテテリ・ホワイト、セット・映像デザイナーのツォン=フイ・リー、振付家のクリスタル・ロウ、衣装デザイナーのポリー・サイモンが参加する。
公式プレスリリースによると、エビジーは「私はその代替現実への入り口を開きたいのです。魂が影の自分と出会い、人間であることの痛みが人間であることの美しさへと変容する、境界的な空間です」と述べている。
『Ecstasy of the Virtues』は、エビジーの長期プロジェクト「ヒルデガルト:ヴィジョンズ」の一章であり、マホガニー・オペラが2026年に上演する5つの世界初演作品のうちの一つである。

