El Teatro Real prepara su quinto viaje a Estados Unidos con conciertos en Nueva York, Miami y Washington
テアトロ・レアルが5回目の米国ツアーへ、グスターボ・ヒメノ指揮でニューヨーク、マイアミ、ワシントンを巡回

テアトロ・レアルは、国際化戦略の一環として、また米国独立250周年に合わせ、この秋に5回目となる米国ツアーを実施する。同歌劇場の専属オーケストラは、音楽監督グスターボ・ヒメノの指揮のもとニューヨークとマイアミを巡り、同楽団のソリスト四重奏団がグアテマラ出身のソプラノのアドリアナ・ゴンサレス、ニカラグア出身のガブリエラ・レイエスとともにワシントンでのリサイタルでツアーを締めくくる。
初日は10月15日、2023年の公演に続きニューヨークのリンカーン・センター内デイヴィッド・ゲフィン・ホールで行われ、17日にはマイアミのアドリアン・アルシュト・センターで初公演を行う。「Fire, Guitar, Legend」と題された両公演は共通のプログラムで、マヌエル・デ・ファリャの『恋は魔術師』、同作曲家の『7つのスペイン民謡』(ルチアーノ・ベリオ編曲版)、ホアキン・ロドリーゴの『アランフエス協奏曲』、そして後半にニコライ・リムスキー=コルサコフの『シェヘラザード』作品35が演奏される。『アランフエス協奏曲』では両都市ともにスペイン人ギタリストのフアン・マヌエル・カニサレスが出演する。また、ニューヨークではアドリアナ・ゴンサレス、マイアミではガブリエラ・レイエスが出演する。
ツアーは10月19日にワシントンのアメリカ議会図書館で、テアトロ・レアル専属オーケストラのソリスト四重奏団によるリサイタルで締めくくられる。ゲルガナ・ゲルゴヴァ(ヴァイオリン)、マルガリータ・シコエヴァ(ヴァイオリン)、オルガ・ゴンサレス(ヴィオラ)、ドラゴス・バラン(チェロ)で構成される同四重奏団は、フアン・クリソストモ・アリアーガの弦楽四重奏曲第1番、エイミー・ビーチの単一楽章の弦楽四重奏曲作品89、アントニン・ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番ヘ長調作品96『アメリカ』を演奏する。
この旅程程には、若手才能のプロ化を目指すテアトロ・レアルのプロジェクト「クレッシェンド」の各種活動も含まれる。2組の音楽家グループが9月から10月にかけてニューヨークとマイアミでのコンサート、マスタークラス、ワークショップに参加する。
ツアーに先立ち、9月27日にはクレッシェンドの出演者たちがニューヨークにて、メトロポリタン・オペラのリンデマン・ヤング・アーティスト・ディベロップメントおよびムジカ・ヴィヴァの若手アーティストとともにコンサート「Rising Stars: Opera’s Next Generation」に参加した。このプログラムは9月30日にマイアミのフリーダム・タワーでのコンサートへと続き、ルシア・イグレシアス(ソプラノ)、ヤスミン・フォラスティエロ(メゾソプラノ)、パブロ・プエルトラス(テノール)、エンリケ・トーレス(バリトン)、カルロス・アルフォンソ・フェリ(ピアノ)が出演した。10月14日には、パトリシア・ラインハウトとマリア・マルティン・カンポス(ソプラノ)、エステル・フェラーロ(メゾソプラノ)、ロマン・ボルドン(バリトン)、カロリーナ・エルナンデス(ピアノ)がニューヨークのユニバーシティ・クラブで出演する予定である。
今回の新たなツアーは、テアトロ・レアルが2022年以降米国で展開してきた活動に続くものである。それ以降、同機関は2025年にカーネギー・ホールへ再演しており、リンカーン・センターやザンケル・ホールでも公演を行ったほか、室内楽リサイタル、クレッシェンドの活動、および「オーセンティック・フラメンコ」の国際ツアーを実施してきた。また2024年には、スペイン国外初となるテアトロ・レアル友の会組織「アメリカン・フェローズ」が設立され、マドリードの歌劇場の活動への米国市民社会の参加を強化することを目指している。さらに同機関はニューヨーク滞在を利用して、国際的な映像配信プラットフォーム「マイ・オペラ・プレイヤー」の新しいコンテンツを発表する予定である。
米国への旅は国際化プログラムの一環であり、国際的な文化・芸術的つながりを拡大する目的で、テアトロ・レアルは2026年に中国およびインドも訪れる予定である。

