Nashville Symphony Announces Financial Emergency, Suspends 2026/2027 Season
ナッシュビル交響楽団が「財政非常事態」を宣言し、2026/2027年シーズンの中止と全楽団員の一時帰休を発表
ナッシュビル交響楽団の理事会は「財政非常事態」を宣言する動議を満場一致で承認し、10月18日から2026/2027年のコンサートシーズンを休止することを決定しました。
この休止の結果、27名のフルタイムスタッフと管弦楽団の全77名の楽団員が一時帰休(レイオフ)となります。
本拠地であるシャーマーホーン・シンフォニー・センターは民間への貸し出しやレンタルに引き続き利用可能であり、楽団が毎年開催している2大主要資金調達イベントも計画通り継続されます。また、ホリデーシーズンの特別公演を含む5つの自主公演も変更なく実施されます。
ナッシュビル交響楽団の社長兼CEOであるマーク・カントレルは次のように述べています。「ナッシュビル交響楽団の現状は率直な説明を求めています。長年にわたり、当団体は維持不可能な財政基盤の上で運営されてきました。一人の寄付者の並外れた寛大さが組織を支えていましたが、その寛大さは、将来に必要とされる幅広い地域社会からの支援や健全な財務管理の代わりには決してなり得ませんでした。構造的な赤字は続き、必要な変革は行われませんでした。新しい指導部の責任は、その歴史と正直に向き合い、私たちをこの状況へと至らしめた環境を改善することです。」
理事会会長のテレサ・セバスティアンによると、理事会がシーズンの休止を満場一致で承認したことは、組織を再建するという共通の強い決意を反映したものです。
セバスティアンは次のように述べています。「私たち理事会の責務は、現状について正直であり、前進するために何が必要かを明確に見極めることであり、まさにこの計画がそれを示しています。私たちは、芸術的に優れているだけでなく、将来の世代に向けて財政的にも強固で持続可能なナッシュビル交響楽団を築くことに全力を尽くしています。それは、指導部による新たな方向性、資金調達と収益増加に関する新たな規律、そして私たちが支持できる長期計画を意味します。
私たちがこの取り組みを進めるにあたり、地域社会の皆様には忍耐と信頼をお願い申し上げます。その見返りとして、私たちは透明性と説明責任を果たし、今年だけでなく今後何十年にもわたってこの街が誇りに思えるナッシュビル交響楽団をお約束します。」
再編の過程において、ナッシュビル交響楽団の指導部は、資金調達と収益増加のための新たな戦略計画の策定、寄付者層の多様化、そしてより強固な長期的基金(エンドウメント)戦略の確立を進めるとしています。