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🇯🇵 日本オーケストラぶらあぼ · 2026年8月12日 07:31 · レビュー· 約1分で読めます

【CD】日本のシンフォニストたち―幻の交響作品と新たな創造/野村英利&オーケストラ・トリプティーク

【CD】日本のシンフォニストたち―幻の交響作品と新たな創造/野村英利&オーケストラ・トリプティーク

日本語要約
プロデューサー西耕一の企画による、日本の戦後の創作の軌跡を辿る2枚組CD。野村英利指揮オーケストラ・トリプティークによる演奏で、黛敏郎、三木稔、水野修孝、團伊玖磨、伊福部昭、和田薫らの作品を収録。2022年12月になかのZEROで収録されたライブ音源を含む。
全文(日本語)

表立っては書かれていないが、このディスクには一つの大きなテーマがある。プロデューサー西耕一の耳と人脈がそれだ。作曲家たちとの長い親交を経て埋もれた作品に息を吹き込み、老大家や気鋭に新作を委嘱して、若手演奏家に楽譜を託す。小さく閉じがちな現代音楽の外側に同時代の創作の痕跡を見つけ、日常を生きる私たちをオーケストラ芸術に結び付ける。そのフィランソロピーの精神が生み出したのがこの2枚だ。雅楽風の「君が代」にはじまり除夜の鐘、アイヌを題材とした交響曲、そして現代アニメを思わせる躍動的なリズムまで、そこに日本の戦後が歩んだ創作の軌跡が浮かび上がる。

文:江藤光紀

(ぶらあぼ2026年8月号より)

【information】

CD『日本のシンフォニストたち―幻の交響作品と新たな創造/野村英利&オーケストラ・トリプティーク』

黛敏郎編:日本国歌「君が代」/黛敏郎:パッサカリア/三木稔:交響曲「除夜」/水野修孝:交響曲第5番/團伊玖磨:交響曲第1番イ調/伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ/和田薫:MATSURI! 他

野村英利(指揮) オーケストラ・トリプティーク 竹蓋彩花(エレクトーン)

収録:2022年12月 なかのZERO(ライブ) 他

スリーシェルズ 3SCD0082(2枚組) ¥3056(税込)

▼関連キーワード解説 (6)
オーケストラ・トリプティーク人物・団体Wikipedia ↗

オーケストラ・トリプティーク は、日本の作曲家を専門に演奏するオーケストラ、合同会社。

黛敏郎人物・団体Wikipedia ↗

黛 敏郎 は、日本の作曲家。戦後のクラシック音楽、現代音楽界を代表する音楽家の一人。東京藝術大学作曲科講師として後進の育成にもあたった。

三木稔人物・団体Wikipedia ↗

三木 稔 は、日本の作曲家。

水野修孝人物・団体Wikipedia ↗

水野 修孝 は、日本の作曲家、指揮者、千葉大学名誉教授、音楽プロデューサー。静岡文化芸術大学教授、東京藝術大学講師、武蔵野美術大学講師を務めた。

團伊玖磨人物・団体Wikipedia ↗

團 伊玖磨 は、日本の作曲家、エッセイスト。東京出身。作曲家としてはオペラ、交響曲、歌曲などのいわゆるクラシック音楽のほか、童謡、映画音楽、放送音楽と幅広いジャンルの作曲を手がけた。

伊福部昭人物・団体Wikipedia ↗

伊福部 昭(いふくべ あきら、 は、日本の作曲家。位階は従四位。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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