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🇩🇪 ドイツオペラレコ芸ONLINE · 2026年8月4日 10:02 · インタビュー· 約1分で読めます

【誌上模擬シンポジウム】ワーグナー/バイロイトの過去・現在・未来(全4回)最終日 3人の “ワーグナーの達人” への5つの質問状

【誌上模擬シンポジウム】ワーグナー/バイロイトの過去・現在・未来(全4回)最終日 3人の “ワーグナーの達人” への5つの質問状

日本語要約
ワーグナーの《ニーベルングの指環》初演およびバイロイト祝祭創始150年を記念したシンポジウムの最終回。新野見卓也、吉田真、光野正幸の3氏が、理想の《指環》全曲盤やその他のワーグナー作品のディスクについて、自身のこだわりや見解を語った。
全文(日本語)

《ニーベルングの指環》初演150年およびバイロイト祝祭創始150年を記念した「序夜と三日間にわたるワーグナー・シンポジウム」の最終日(第3日)として、ワーグナーの達人である新野見卓也(音楽批評・ピアニスト)、吉田真(ドイツ文学・音楽評論)、光野正幸(ドイツ文学)の3氏が、こだわりのディスクについて語った。

新野見氏は、理想に近い《指環》としてカイルベルト指揮の1955年バイロイト祝祭ライヴ盤を挙げ、その推進力と構造の明確さを評価した。また、歌手陣ではホッター、ヴァルナイ、ヴィントガッセンらに言及した。その他の作品では、レヴァイン指揮の1985年バイロイト祝祭ライヴ盤《パルジファル》を挙げ、その深い呼吸と響きを称賛した。

吉田氏は、すべてにおいて理想的な《指環》は存在しないとしつつ、1950年代のバイロイト・ライヴを基準に、カイルベルト、クナッパーツブッシュ、ベームらの録音を挙げた。特に1956年のクナッパーツブッシュ指揮の公演を、実際に聴きたかった公演として挙げた。また、《パルジファル》については、ホッターがグルネマンツを歌う1962年のクナッパーツブッシュ指揮バイロイト・ライヴ盤を、ステレオ録音である点も含めて高く評価した。

光野氏は、ライヴではなくセッション録音のCDに「理想」を求め、ヤノフスキ指揮ドレスデン・シュターツカペレによる全曲録音を挙げた。男声陣のキャスティングの豪華さを評価しつつ、オペラは劇場での生身の体験が重要であり、録音はあくまで劇場体験の「代替物」であると述べた。

記事末尾には、パネリスト3氏のプロフィールが掲載されている。

関連キーワード解説 (5)
カイルベルト人物・団体Wikipedia ↗

ヨーゼフ・カイルベルト は、ドイツの指揮者である。

ヴィーラント・ワーグナー人物・団体Wikipedia ↗

ヴィーラント・ワーグナー は1951年からその死に至るまでバイロイト音楽祭を主宰した事で知られるドイツの演出家。

レヴァイン人物・団体Wikipedia ↗

ジェームズ・ローレンス・レヴァイン は、アメリカ合衆国の指揮者、ピアニスト。愛称はジミー。

ゲッツ・フリードリヒ人物・団体Wikipedia ↗

ゲッツ・フリードリヒ は、ドイツの演出家、劇場の芸術監督である。

ショルティ人物・団体Wikipedia ↗

ゲオルク・ショルティ は、ハンガリー出身で、ドイツ、のちイギリスの国籍で活躍した指揮者、ピアニスト。ゲオルグ・ショルティとも書かれる。ユダヤ系。ハンガリー語の発音に基づく表記はショルティ・ジェルジ。ビヨンセが抜くまで、『グラミー賞』を31回受賞(74回ノミネート)しており、受賞数、ノミネート数ともに世界一であった。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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