クラシック リイシュー&BOX注目盤(10月)
クリュイタンス、マゼール、クラウス、カンテッリ、ヤルヴィ、オルティスなどのクラシック注目リイシュー&BOX盤を紹介

最近発売されたクラシックのリイシュー&BOX盤のなかから注目盤が厳選して紹介された。
・クリュイタンス&ウィーン・フィルによる「交響曲ポピュラー名曲集」初SACD化
アンドレ・クリュイタンスがステレオ初期に録音した「交響曲へのお誘い」がウィーン・フィルとの共演でSACDハイブリッド盤として復刻された。ワーグナー(パリ・オペラ座管弦楽団)、スメタナ、R.シュトラウスなども併録されている。
収録内容:「交響曲へのお誘い」~クリュイタンス名演集(ワーグナー序曲・前奏曲集、スメタナ:交響詩《わが祖国》より、R.シュトラウス:交響詩《ドン・フアン》他、ベートーヴェン:交響曲第5番第1楽章、モーツァルト:交響曲第40番第1楽章、チャイコフスキー:交響曲第6番第3楽章、ドヴォルザーク:交響曲第9番第2楽章、メンデルスゾーン:交響曲第4番第4楽章他)。[ワーナー―タワーレコード(S)TDSA339~40]2枚組SACDハイブリッド。
・ロリン・マゼールの「ワーナー録音全集」18枚組BOX
旧EMI、エラート、ノンサッチの録音をまとめた18枚組コンプリートBOX。ベルリン・フィルとのブルックナー、フィルハーモニア管とのR.シュトラウス、パリ管やフランス国立管、リヒテルやギレリスとの協奏曲、ビヴァリー・シルズを迎えたマスネ《タイス》全曲などが収められている。
収録内容:ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、ムソルグスキー=ラヴェル:展覧会の絵、R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき、ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらからジョン・アダムズ:魂の転生まで全26作品。[Warner Classics(S/D)2685492780]海外盤18枚組。
・バイロイトの黄金時代:クレメンス・クラウスの唯一の《指環》全曲
1953年にクレメンス・クラウスが急遽指揮したバイロイト祝祭での《ニーベルングの指環》全曲が、ドイツのレーベルnote oneから最新マスタリングで復刻された。また、先行して同レーベルからヘルベルト・フォン・カラヤン指揮の1952年ライヴ盤《トリスタンとイゾルデ》も新マスタリングでリリースされている。
収録内容:ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》全曲(クラウス指揮バイロイト祝祭管・合唱団他、note one[M]NOH0002、海外盤12枚組)。ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》全曲(カラヤン指揮バイロイト祝祭管・合唱団他、note one[M]NOH0001、海外盤3枚組)。
・夭折の指揮者、グイード・カンテッリのステレオ録音集
36歳で事故死したカンテッリの1954年から1956年のステレオ録音がリマスターされた。フランクの交響曲(NBC響)、ブラームス交響曲第3番、シューベルト《未完成》、モーツァルト、ベートーヴェンなどを収録。[ワーナー・クラシックス(タワーレコード)(S)TDSA342]3枚組SACDハイブリッド。
・ネーメ・ヤルヴィ×RSNO×シャンドスのショスタコーヴィチ集
2026年のショスタコーヴィチ生誕120年と2027年のネーメ・ヤルヴィ生誕90年を記念する8枚組BOX。交響曲第1番、第4番~第10番に加え、リディア・モルドコヴィチがソロを務めたヴァイオリン協奏曲2曲、バレエ組曲第1番~第4番、祝典序曲、タヒチ・トロットなどを収録。[Chandos(D)CHAN20439]8枚組海外盤。
・クリスティーナ・オルティスの初期録音集
1969年第3回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝したブラジル出身のピアニスト、クリスティーナ・オルティスのワーナー録音全集。優勝後約10年のテイクを集めたもので、小泉和裕指揮による《パガニーニの主題による狂詩曲》や、ヴィラ=ロボス、オスカル・ロレンソ・フェルナンデスらの作品も含まれる。