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🇯🇵 日本現代音楽レコ芸ONLINE · 2026年8月13日 10:02 · ニュース· 約1分で読めます

武満徹を読み解く4つのキーワードとおすすめディスク

武満徹を読み解く4つのキーワードとおすすめディスク

日本語要約
作曲家・武満徹の没後30年を記念し、音楽学者・白石美雪が「自然」「実験工房」「和楽器」「平和」の4つのキーワードからその音楽世界を紐解く特別企画。各テーマに関連する作品やおすすめのディスクを紹介する。
全文(日本語)

作曲家・武満徹(1930~96)の没後30年を記念し、音楽学者・白石美雪が「自然」「実験工房」「和楽器」「平和」の4つの観点からその音楽世界を解説する。

【自然】

武満の作品には「水」「庭」「星」のシリーズなど、自然との交感が刻まれている。都市化が進む中で「自然と人間は本性において一つ」という信念を持ち続けた武満の自然観は、現代において改めてその重要性が再認識されている。

【実験工房】

20代の頃、瀧口修造を信奉する芸術家集団「実験工房」に参加。図形楽譜やテープ音楽、ミクスト・メディア作品に取り組み、幅広い視野を培った。のちに映画音楽や大阪万博での音楽監督、現代音楽祭〈ミュージック・トゥデイ〉のプロデュースなど、他者との「協働」を重視する姿勢の原点となった。

【和楽器】

《ノヴェンバー・ステップス》で尺八と琵琶をオーケストラと融合させる新機軸を打ち出した。また、雅楽の《秋庭歌一具》では、季節のうつろいや独特の音響空間を探究している。

【平和】

少年時代に第二次世界大戦を経験した武満にとって、作曲は「祈り」や「愛の行為」であり、平和への強い想いが込められている。反戦歌《死んだ男の残したものは》や、作詞作曲を手掛けた《翼》など、音楽を通じて戦争を繰り返さない決意を表明し続けた。

記事では、各テーマに関連するディスクとして『タッシ・プレイズ・武満徹』、『武満徹/室内楽作品集成 2』、『アステリズム』、『武満徹/ピアノ作品集』、『他人の顔』、『スペース・シアター:EXPO ’70鉄鋼館の記録』、小澤征爾指揮による『ノヴェンバー・ステップス』の録音、伶楽舎による『秋庭歌一具』、『地球はマルイぜ~武満徹/SONGS』が紹介されている。

▼関連キーワード解説 (4)
白石美雪人物・団体Wikipedia ↗

白石 美雪 は、日本の音楽学者、音楽評論家。

武満徹人物・団体Wikipedia ↗

武満 徹 は、日本の作曲家、音楽プロデューサー。

リチャード・ストルツマン人物・団体Wikipedia ↗

リチャード・ストルツマン は、アメリカ合衆国のクラリネット奏者。

ピーター・ゼルキン人物・団体Wikipedia ↗

ピーター・アドルフ・ゼルキン は、アメリカ合衆国のピアニスト。ピーター・サーキンとも表記される。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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