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🇯🇵 日本クラシック全般Ontomo · 2026年8月17日 12:31 · ニュース· 約1分で読めます

「第九」で学ぶ!楽典・ソルフェージュ 第10回(最終回) 楽語と記号

今村央子による連載「『第九』で学ぶ!楽典・ソルフェージュ」第10回(最終回):楽語と記号

日本語要約
作曲家・ピアニストの今村央子による連載「『第九』で学ぶ!楽典・ソルフェージュ」が最終回を迎えた。今回はベートーヴェンの交響曲第9番を題材に、楽語や記号が持つ意味や役割を解説。強弱標語や発想標語、フェルマータなどの具体的な使用例をスコアから紐解き、楽譜を読み込むことの重要性を説いた。
全文(日本語)

2026年8月17日公開。音大受験生や音楽愛好家を対象とした連載「『第九』で学ぶ!楽典・ソルフェージュ」の第10回(最終回)が公開された。講師は作曲家・ピアニストの今村央子。

今回のテーマは「楽語と記号」。これらは作曲家が自身の音楽を正確に伝えるためのメッセージであり、大きく3つに分類される。1つ目はテンポや曲想、強弱など全体で共有するもの。2つ目はメロディや伴奏に応じた発想標語や強弱。3つ目は奏法やスコア固有の表記である。

【楽典の解説】

1. 強弱に関する標語:sotto voce(声をひそめて)やmezza voce(半分の声で)について、第1楽章や第3楽章のスコアを例に、抑制された表現や柔らかい響きの指示としての役割を解説。

2. メロディを印象づける標語:dolce(甘美に)、espressivo(表現豊かに)、cantabile(歌うように)が、第1楽章の特定の小節でどのように音楽的対比や性格付けに寄与しているかを分析。

3. 加減を表す言葉:più(もっと)、meno(より少なく)、sempre(常に)などの言葉が、強弱記号(pp, p, f, ff)を補い、段階的な音量の増大やクライマックスの構築にどう機能しているかを第1楽章コーダや第4楽章を例に解説。

4. 流れを止める記号:フェルマータについて、音価を伸ばすだけでなく、勢いや緊張感を留める役割を説明。第4楽章の例を挙げ、指揮者の身振りや演奏の解釈についても触れた。

最後に今村は、楽譜を読み込み考えることは宝探しのように楽しいと述べ、連載を通じて細かな表現への解像度を高め、音楽生活を豊かにすることを読者に推奨した。

▼関連キーワード解説 (1)
ベートーヴェン人物・団体Wikipedia ↗

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン は、ドイツの作曲家、ピアニスト。音楽史において極めて重要な作曲家の一人であり、日本では「楽聖」とも呼ばれる。その作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆とされ、後世の音楽家たちに多大な影響を与えた。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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