Triple crown
バリトン歌手ルカ・ミケレッティがリエージュで『マクベス』に出演し、演出家や俳優としても活躍

Parterre Boxは、今月舞台に上がるもう一人の『マクベス』、三つの才能を持つバリトン歌手ルカ・ミケレッティに注目しています。
来週ニューヨークでクイン・ケルシーが初めて舞台版『マクベス』を演じることに多くの目が向けられる一方で、イタリアのバリトン歌手ルカ・ミケレッティも、リエージュでの公演でエヴァ・プウォンカ演じるマクベス夫人を相手に同役を歌います。
しかし、歌唱はこの洗練されたイタリア人バリトンの持ち札の一つに過ぎません。今シーズン、マドリードとミラノでの『フィガロの結婚』と『ドン・ジョヴァンニ』のタイトルロール、ベルリンでの『オテロ』のイアーゴ役を含む堅実な演奏活動に加え、ミケレッティは俳優、演出家、そして研究者でもあります(彼のウェブサイトによると、ローマのラ・サピエンツァ大学でイタリア学の博士号を取得しています)。
今年初め、彼はフェニーチェ劇場で『シモン・ボッカネグラ』の演出を手掛け、Parterre Boxの批評家ラリー・ウルフから称賛されました。また来秋には、ナポリでドビュッシーの未完の作品『アッシャー家の崩壊』の演出を行う予定です。彼の確かな歌唱力が芸術的プロフィールの最後に加わったものであることは、聴衆にとって驚きかもしれません。彼がバリトンとしてプロデビューしたのは2018年、カリアリでの『カルメン』のエスカミーリョ役が初めてでした。それ以前は、ブレシアにある家族の劇団「I Guitti」で俳優や演出家として幅広く活動していました。
本日のクリップは昨年トリノで録音されたもので、ミケレッティがリディア・フリードマンを相手に『マクベス』のタイトルロールを歌い、著名なリッカルド・ムーティが指揮を務めました。
ヴェルディ:『マクベス』より「裏切り者よ!…憐れみ、尊敬、愛」
ルカ・ミケレッティ
指揮:リッカルド・ムーティ
トリノ王立歌劇場
2025年2月24日
インハウス



