Four Shostakovich Symphonies Arrive With ‘War Trilogy’ Vinyl - uDiscoverMusic
上海交響楽団がショスタコーヴィチの交響曲全集録音を開始し、「戦争三部作」を含む第1弾をリリース
上海交響楽団とドイツ・グラモフォン・チャイナは、ショスタコーヴィチの交響曲全集録音プロジェクトの第1弾を世界に向けてリリースしました。交響曲第5番、第7番、第8番、第9番がデジタル配信され、同時に第7番、第8番、第9番を収録した「戦争三部作」と称される記念アナログレコードボックスセット(180g重量盤)が発売されました。
このプロジェクトは楽団の2025-26シーズンに開始され、4シーズンにわたってショスタコーヴィチの全15の交響曲を網羅する計画です。全集は、上海交響楽団が創立150周年を迎える2029年に完成予定です。楽団とドイツ・グラモフォン・チャイナによると、これが完了すれば上海交響楽団はショスタコーヴィチの交響曲全集を録音・リリースする初の中国のオーケストラとなります。音楽監督のロン・ユー(余隆)は、「ショスタコーヴィチの音楽は歴史の証人であり、平和を呼びかけている。その精神は時代を超えて深く関連し続けている」と述べています。
プロジェクトの最初の4曲は、ドイツ・グラモフォンのベテランプロデューサーであるクリストファー・アルダーと、エミール・ベルリナー・スタジオのレコーディングエンジニア兼マネージングディレクターであるライナー・マイヤールによって録音されました。「戦争三部作」のレコード盤はダイレクト・メタル・マスタリング(DMM)技術を用いてカッティングされ、スタンパーはイギリスで製造、レコードは180gの重量盤でプレスされています。セットには、中国音楽家協会副会長の音楽学者ヤン・ヤンディ(楊燕迪)による書き下ろしの解説文を掲載した中国語・英語併記のブックレットのほか、演奏や録音セッションの歴史的な写真が収められています。
この全集は、2018年に始まった録音パートナーシップを継続するものです。当時、ロン・ユー指揮の上海交響楽団は、ドイツ・グラモフォンからアルバムを世界リリースした初の中国のオーケストラとなりました。そのリリースである『Gateways』に続き、『大地の歌』や『Shanghai! Shanghai!』が発表されました。同楽団はショスタコーヴィチと長い演奏の歴史を持っており、前身である上海市交響楽団は1936年に作曲家のピアノ協奏曲第1番を演奏し、上海交響楽団は1959年に交響曲第11番を、初演からわずか1年余りで中国の聴衆に紹介しています。

