Sir András Schiff's New Album "Johannes Brahms: Klavierstücke"
アンドラーシュ・シフがブラームスのピアノ作品集を収録した新アルバムをリリース
アンドラーシュ・シフが、ECM New Seriesレーベルより新しいアルバム『ヨハネス・ブラームス:ピアノ小品集』をリリースした。
このアルバムは、ブラームスのピアノ音楽を幅広く集めたもので、20歳で作曲された長年忘れられていた小品『アルバムの綴り(Alumblatt)』と、幻想曲集作品116、ピアノ小品集作品118および119を組み合わせることで、若き日のブラームスと円熟期の作曲家としての姿を繋いでいる。
シフはアルバムに収録された各作品を、1859年製のブリュートナー・ピアノという当時の楽器を使用して演奏している。
シフは2012年に『アルバムの綴り』が再発見された際、その初演を依頼された。「BBCの誰かから、ブラームスの未知の未発表曲が発見されたという知らせを受けた」と、シフはアルバムのライナーノーツで振り返る。「『初演をしていただけませんか?』と聞かれた。なんて質問だろう!」
シフによれば、後にブラームスがホルン三重奏曲作品40に組み込んだこの曲は、アルバムの残りの部分への導入として機能するという。「『アルバムの綴り』を、これから起こることへの導入として、あるいはまさに『若き芸術家の肖像』として聴いてください」と彼は記している。
ピアニストのアンドラーシュ・シフは、ニューヨーク・フィルハーモニックのアーティスト・イン・レジデンスや、カーネギーホールのパースペクティブ・アーティストを務めてきた。彼はウィグモア・ホール・メダル、国際モーツァルテウム財団ゴールデン・メダル、高松宮殿下記念世界文化賞、ドイツ連邦共和国功労勲章(星付大功労十字章)、音楽への貢献に対するナイトの称号など、数多くの賞や栄誉を受けている。シフはBBCプロムスやヴェルビエ、ザルツブルク、バーデン=バーデンの各音楽祭に定期的に出演している。1997年からはECM New Seriesの専属レコーディング・アーティストであり、それ以前はデッカの専属アーティストであった。
