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🇯🇵 日本現代音楽Google News JP 現代音楽 · 2026年8月21日 06:02 · レビュー· 約1分で読めます

モートン・フェルドマン(Morton Feldman)のレッスン――藤枝守が生誕100年を迎える作曲家の音楽と記憶を辿る - Mikiki by TOWER RECORDS

作曲家モートン・フェルドマンの音楽における「楽器のイメージ」について藤枝守が語る

日本語要約
作曲家モートン・フェルドマンの音楽的特徴である「楽器のイメージ」について、藤枝守が解説する。楽器を表現のツールではなく音響そのものとして捉えるフェルドマンの思想や、晩年の長大な作品群がもたらす絵画的な聴取体験について述べている。
全文(日本語)

フェルドマンはレッスンやレクチャーの中で「楽器のイメージ」という言葉を多用した。これは楽器を表現のためのツールとしてではなく、楽器が発する音響それ自体がイメージとして顕在することを意味する。作品タイトルに楽器名が冠されていることからも、楽器が彼の音楽にとって最も重要な存在であることが示されている。

例えば『Why Patterns?』では、ピアノの断続的な高音域のパターンにグロッケンシュピールの金属音が絡み合うシーンが続き、各楽器の固有性が吟味され、不規則なパターンの中に「楽器のイメージ」が織り込まれている。このイメージは聴取後も耳に残る。

晩年のフェルドマンの音楽は演奏時間が長大化し、最長の『弦楽四重奏第二番』は6時間以上を要する。こうした長大化は時間の方向性を宙づりにし、弱音による「楽器のイメージ」が際立つ個々のパターンを「全体」という拘束から解放する。その結果、あたかも眼の前に広がる大きな絵画作品を観ているかのような感覚をもたらす。

関連キーワード解説 (2)
モートン・フェルドマン人物・団体Wikipedia ↗

モートン・フェルドマン は、米国出身の作曲家。図形譜の発案者であり、演奏時間の長い静謐な作品が多いことも重要な特徴である。

藤枝守人物・団体Wikipedia ↗

藤枝 守 は、日本の現代音楽の作曲家。九州大学名誉教授。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
タグ
モートン・フェルドマン藤枝守Why Patterns?弦楽四重奏第二番
原文を読む → Google News JP 現代音楽
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