LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
🇺🇸 アメリカピアノGoogle News JP コンクール2 · 2026年8月7日 22:32 · インタビュー· 約1分で読めます

24の調から広がる2つの世界――吉見友貴が挑むショパンとショスタコーヴィチ - クランクイン!

24の調から広がる2つの世界――吉見友貴が挑むショパンとショスタコーヴィチ

日本語要約
ピアニスト吉見友貴のインタビュー。桐朋女子高等学校音楽科在学中に日本音楽コンクールで優勝後、ニューイングランド音楽院を経て今秋からハンブルク音楽演劇大学へ進学する。今回のリサイタルではショパンとショスタコーヴィチの《24の前奏曲》を取り上げる。記事では、ラヴィニア音楽祭での活動や、師事した上野久子、伊藤恵両氏からの学びについて語っている。
全文(日本語)

桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)在学中の2017年、第86回日本音楽コンクールで当時最年少となる17歳で優勝した吉見友貴。卒業後は桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースを経て、2020年に米国ニューイングランド音楽院へ進んで研鑽を重ね、昨年開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールではファイナリストに選出。今秋からはドイツのハンブルク音楽演劇大学へ進む。この転換点に開催する今回のリサイタルでは、ショパンとショスタコーヴィチによる二つの《24の前奏曲》を取り上げる。24の調を同じ順序で巡りながら、まったく異なる世界が広がる作品だ。

シカゴのラヴィニア音楽祭にフェローシップとして参加している吉見は、2年目となる今年について、昨年より弾く曲が多く大変だったと語る。7月半ばには、12日にクライヴ・グリーンスミスとブラームスのピアノ三重奏曲第2番、16日にファジル・サイの《Four Cities》、17日にショパンの《前奏曲集》、19日にレスピーギのヴァイオリン・ソナタを演奏した。

中学・高校時代に師事した上野久子について、吉見は「音」そのものに対して非常に厳しい先生であり、フレーズ感を生み出すための1音1音の間の表現など、基礎をたたき込まれたと振り返る。アメリカ留学を選んだのも、ピーボディ音楽院でレオン・フライシャーに師事した上野の影響が大きい。

また、ニューイングランド音楽院進学後、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースで伊藤恵に師事した経緯については、日本の教育機関で学べる最後の1年に、上野とは異なる視点を持つ伊藤に学びたいと考えたためだと説明する。伊藤のレッスンは、自分の心をオープンにし、感じているままに弾くことを促すものだったと語った。

▼関連キーワード解説 (5)
吉見友貴人物・団体Wikipedia ↗

吉見 友貴 は、日本のピアニスト。

クライヴ・グリーンスミス人物・団体Wikipedia ↗

クライヴ・グリーンスミス(Clive Greensmith)は、イギリスのチェロ奏者。サンフランシスコ音楽院教授を経て、マンハッタン音楽学校、イェール大学音楽院教授。

ファジル・サイ人物・団体Wikipedia ↗

ファジル・サイ は、トルコ出身のピアニスト兼作曲家。日本では「鬼才! 天才! ファジル・サイ!」のキャッチコピーで知られ、アニメーション映画の劇伴作曲も手掛けた。

レオン・フライシャー人物・団体Wikipedia ↗

レオン・フライシャー は、アメリカ合衆国のピアニスト・指揮者。

伊藤恵人物・団体Wikipedia ↗

伊藤 恵 は、日本のピアニスト。東京芸術大学音楽学部器楽科教授、桐朋学園大学特任教授。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
あわせて読みたい
次に読むなら
吉見友貴 の他の記事
🇯🇵 日本クラシック全般ニュースGoogle News JP 音楽祭210/7 22:32
チェリストの堤剛が霧島国際音楽祭の音楽監督を26年務めて退任へ、後任はクライヴ・グリーンスミスに引き継ぎ名誉音楽監督に就任
「交流は大きな財産」チェリスト堤剛さん 霧島国際音楽祭で26年間〝音楽監督″務め後進の育成に尽力【MBC賞・特別賞】 - dメニューニュース
チェリストの堤剛が、26年間務めた霧島国際音楽祭の音楽監督を今年で退任することを決意した。来年からはチェリストのクライヴ・グリーンスミスにバトンを引き継ぎ、堤自身は名誉音楽監督として後進の育成に携わる。1980年に始まった同音楽祭は来年48回目を迎える。
堤剛クライヴ・グリーンスミス霧島国際音楽ホール
🇮🇹 イタリアオーケストラレビューOntomo9/15 10:01
ファジル・サイがストレーザ・フェスティヴァルでバーゼル室内管弦楽団と自作を演奏
ファジル・サイがマッジョーレ湖畔のストレーザ・フェスティヴァルで自作を熱演
2026年8月19日、イタリアのストレーザ・フェスティヴァルにて、ピアニストのファジル・サイとバル・アヴニ指揮バーゼル室内管弦楽団によるコンサートが開催された。ハイドン、モーツァルト、ショスタコーヴィチに加え、サイの自作《動く家》が演奏され、盛況のうちに幕を閉じた。
ファジル・サイバーゼル室内管弦楽団
ファジル・サイがストレーザ・フェスティヴァルでバーゼル室内管弦楽団と自作を演奏
🇯🇵 日本室内楽ニュースぶらあぼ9/30 07:32
ミハル・カニュカが伊藤恵、漆原朝子と共演する「ピアノトリオ・プロジェクト」第2弾を11月に大阪と東京で開催
チェコの名チェリスト ミハル・カニュカが、伊藤恵(ピアノ)&漆原朝子(ヴァイオリン)と示す三重奏の真髄
チェリストのミハル・カニュカが、ピアノの伊藤恵、ヴァイオリンの漆原朝子と共演する「ピアノトリオ・プロジェクト」の第2回公演が11月に開催される。2024年の初共演に続く今回は、ドヴォルザークの第4番「ドゥムキー」を軸に、ベートーヴェンとメンデルスゾーンの各「第1番」を取り上げる。公演は11月2日に大阪・ザ・フェニックスホール、11月4日に東京・Hakuju Hallで行われる。
ミハル・カニュカ伊藤恵ザ・フェニックスホール
ミハル・カニュカが伊藤恵、漆原朝子と共演する「ピアノトリオ・プロジェクト」第2弾を11月に大阪と東京で開催
吉見友貴 の記事をすべて見る →
同じテーマの最近の記事
🇫🇷 フランスピアノニュースResMusica11/4 20:01
オルレアン国際ピアノコンクールの受賞者たちがパリのブッフ・デュ・ノール劇場で現代ピアノ作品を演奏
Piano contemporain aux Bouffes du Nord avec les lauréats du concours d’Orléans
2026年11月2日、パリのブッフ・デュ・ノール劇場にて第17回オルレアン国際ピアノコンクール関連の公演が開催。カーター・ミュラー、シャン・シー・シュー、オノ・ミズキら受賞者やアンサンブル・アンテルコンタンポラン(指揮:トーマス・アデス)が出演した。
エリオット・カーターアレクサンドル・スクリャービンテアトル・デ・ブッフ・デュ・ノール
🇹🇼 台湾ピアノニュースGoogle News TW 一般11/4 19:03
台中恵民ロータリークラブが「1台12人連弾」を披露するチャリティー野外コンサートを弘文中等学校で開催へ
88個琴鍵擠進120根手指 惠民扶輪日草地公益音樂會11/14登場 - PeoPo 公民新聞
台中恵民ロータリークラブは、2026年11月14日に台中弘文中等学校の中庭で草地チャリティーコンサート「音楽で集い、愛と共に行く」を開催する。ドイツ留学経験を持つピアニストの簡雪豊社長やCPEピアノ重奏団らが出演し、ドイツ・フライブルク音楽大学副院長編曲によるギネス世界記録「1台のピアノに12人連弾」の作品を台湾の屋外で初披露する。ラヴェルの『ボレロ』や台湾の楽曲も演奏され、収益と寄付は支援を要する福祉団体等へ寄付される。
簡雪豊CPEピアノ重奏団台中弘文中等学校 國中部中庭
🇯🇵 日本オーケストラニュースGoogle News JP オケ地方211/4 19:02
広島交響楽団が「シンフォニア岩国開館30周年記念コンサート」のアンコール曲を発表
シンフォニア岩国開館30周年記念コンサート アンコール曲 - 広島交響楽団
11月3日(火・祝)に開催された「シンフォニア岩国開館30周年記念コンサート」におけるアンコール曲が発表された。ソリスト・アンコールはシューマン(リスト編)の「献呈」、オーケストラ・アンコールはチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ~第2楽章」が演奏された。
広島交響楽団シューマンシンフォニア岩国
タグ
吉見友貴MIDORIクライヴ・グリーンスミスファジル・サイ上野久子レオン・フライシャー伊藤恵桐朋女子高等学校音楽科桐朋学園大学ニューイングランド音楽院ハンブルク音楽演劇大学
原文を読む → Google News JP コンクール2
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
← 記事一覧に戻る